海鮮小屋の厠戦争のブログ -3ページ目

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昼ごろ起床。D通のナイテイシャと会う。なかなか。

川を見ているとKECの会に誘われる。行く。警察談義。文学談義。

基本的にU山さんと会うと文学の絶望話をする。何故みんな文学に関心を抱かないのか。

世の中に法律と経済ではわからないことがある。それは誰でも納得する。

その法律や経済でわからないことを、文学という形で考えている。と言う。そうすると何故?と言われる。

文学なんてなくても生きていると思っている奴は誤解している。みんなそれぞれ、自分が主人公の物語を生きているはずだ。アイディンティティーなんて文学の用語である。でもみんなわかってくれない。小説と物語の違いすらわかってくれない。成長、とか将来の夢、或いは幸福なんていう概念すら、資本主義とキリスト教の物語に取り込まれているから発生するものだ。小説はそれらを攻撃するものだ、と言う。でもみんなわかってくれない。攻撃する必要性すら疑われる。しかし一切の批判を捨象すれば、それじゃナチズムである。

でも、たぶん私が間違っているんだろう。そうでなくては、世界はどんどん。


昼ごろ起床。読書後、東京への用意。つってもスーツくらい。

バイトの買出し。準備だけいって帰ってバスに乗り京都駅へ。んで出発。雪滑りや鼠楽園に行く集団の中一人バスへ。眠れない。夜行バスで眠れる人間になりたい。ウイスキーを飲みながら暗闇と対峙。眠る。


目覚めると総長の新宿。ママはここの女王様。

友人に電話するも当然出ない。高田馬場あたりをうろうろ。ようやくコインロッカーを見つけ、荷物を預けて松屋で朝食をいただく。松やで超食をいただく。んで靖国参拝九拝。U就館へ。明治大学に侵入したり秋葉原に行って電池を買ったりして時間をつぶし、説明会二つ行く。大手町駅の広さに絶望する。もう一度絶望する。さらに絶望する。んでようやく友人宅へ。早稲田駅のSUBWAYで働くC国人に「お疲れの顔ですねー」と言われる。百も承知。美味と評判の蕎麦屋へ行ってAつ焼き卵と茄子のm噌肉がけで日本酒を飲み、美味い。という。せいろを食って友人宅へ。眠る眠る眠る。とりあえず筆記試験合格の報を授かる。


目覚めると昼の早稲田。B芸春秋の紙を記す。W稲田大学生御用達のクソ飯屋へゴー。学生街特有のクソ飯屋は同じ味がする。判子を求め、紙を直接提出する。S宿やH宿を巡ったのち、中野ブロードウェイ。長年希望のタコシェへ行く。良い本屋。都庁へ向かい、I原慎太郎の方を何となくにらむ。靖国の方へ敬礼する。皇居に向かって唾を吐く。評判のBた焼肉屋でBたを食う。カレーも食う。T京は恐ろしい。地獄のようだ。銭湯へ行く。

友人は「帰ってシャワー浴びておく」と言う。俺は銭湯へ行くと言っているのだから、お前も一緒に来い。とは言えない。そんじゃ今すぐ京都帰れ、と言われるから。友人Mはそんな奴。銭湯から帰ってオートロックのドアホンを鳴らしまくっても30分くらいは応答しない。友人Mはそんな奴。

MAXコーヒーを飲みながら待てども待てどもシャワーからあがる様子もないので、マンションとマンションの隙間を忍者ばりに侵入しまくる。で、入ってやろうとするとしっかり玄関にも鍵がかかっている。友人Mはそんな奴。んでようやくドアが開き一言、「お前は何じゃ」

友人Mはそんな奴。でも良い奴。


目覚めると昼の早稲田。

ツケ面を食らって東京駅へ。Mと分かれる。人生の分かれ道ではない。また会う暇で。女性と会おうか会うまいか迷っている内に会わないことに決める。したがってバスの時間まで圧倒的に暇。東京駅のゲームセンターで時間をごりごりつぶす。昔のゲームしかないので非常にアンニュイな気持になる。本屋を巡ったり、アルバイトのシフトをマクドナルドでつくったりして時間をさらにごりごりつぶす。非常にアンニュイな気持になる。帰る一時間前にOに電話。間に合わないとのこと。そりゃそうだ。すみません。

深夜バス。ウイスキーを一口飲むともう眠くなる。つかれきっているのだ。ずっと小さいソファで眠っていたのだから。そこ以外でん眠ることは禁じられていたから。友人Mはそんな奴。でも良い奴。ありがとう。

眠る眠る。途中PAで喫煙時、非常に寒かった。これからの人生を暗示しているように寒かった。


目覚めると朝の京都。

Nかうで朝食をいただく。まだまだ眠いので寝きる。


目覚めると夕暮れの京都。風呂に入ってバイトへ。非常に混雑。ドンペリピンクを飲む。ヴーヴクリコ日本飲む。うーむ。大漁で魚を食う。「アナゴのてんぷらには葱が必要であること」を証明する。誕生日おめでとう。


目覚めると京都の昼。

韓国鍋を食いビールを飲みマッコリを飲みオケカラに行きボーリングに行く。思えば昔は「ボーリングの投げ方」でボケ合いをしていた。今では普通にストライクで喜んでいる。これが老いというのなら。私は冷静に受け入れます。ようやく一人前にボーリングが出来るようになりました。

ガキのまま死ぬか。老いて死ぬか。まぁそれだけの違い。

H暴動の面接用紙を印刷する。

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昼ごろ起床。部屋の片付け。ぽかぽか陽気のため、外出しようかしまいか迷ううちにバイトの時間。

労働。F氏到来。痴呆症の親の介護をする独り身の中年男性の話を伺う。今まで鬱陶しいと思っていたが、その話を聞いて申し訳なく思う。憂鬱。

朝六時にエンドして給料もらう。帰宅しもやし炒めを製作。ビール飲んで寝て昼ごろ起床。

10両へ魚を食いに。京都で刺身を食って美味かった唯一の店。ビールと熱燗。A氏と会ってA氏の言葉を思い出す。ことを今思い出す。

ふや町をうろついてから映画、チェンジリングを見る。癒し系のま逆。バベルみたいに難解な手段を取らずに、圧倒的な救いのなさを描いている。恐ろしいほど絶望系の映画、つまり最高。精神病院や殺害のシーンがリアルすぎて発狂寸前。むしろ、満員の観客たちから発狂者が出なかったことに驚く。みんな精神がタフだ。

そしてアメリカンジャスティスに説得力を持たせる技術はイーストウッドがぴか一だと思う。ただ今回の作品に関しては、アンジェリーナジョリーがちょっと良すぎる。アクションなんかより、今作品や十七歳のカルテ的な方向の方が絶対向いている。つまり内面のアクション。

しかし久しぶりに良い映画を見れて幸福。

電通のOB訪問や東京の宿を片付ける。

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誰とも話さなかった二日・


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昼に起きる。読書してから買い物。大量のもやし、肉、インスタントラーメン、バター、白菜、豆腐をお金と交換する。

帰ってチャーハンをつくっている最中、新聞の勧誘が来る。「今火を使っていて手が離せません」と言うと、五分後来ますと答えられた。当然のように居留守。二回チャイムが鳴った。読書しながら焼酎を飲んで眠る眠る眠る。


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昼に起きる。ラーメンをつくってたべる。読書後、四条烏丸のshin-biにライブを拝聴しにいく。時間があまったのでhubでビールを飲む。灰皿の中、灰とタバコの配置が何かに似ていたけれど、何に似ているのかはわからない。

一組目の日本人はお洒落過ぎて絶望する。泣けてくる。ステージはアートスペースらしく白で統一されていて、抽象的かつ幾何学的な映像を流していた。映像自体は悪くなかったけれど、歌詞が酷い。「星」とか「響き」とか「風」とか言えば詩的になると思ったら大間違い。そんなの詩じゃなくて詩っぽい戯言。撫ぜているだけ。

二組目。フランス人。すごくよかった。日本人がやれば分裂症にしか見えない動きをサラサラ成し遂げる欧州の連中は何なのだろう。何の映像も使用していなかったけれど、音で十分世界が見えた。ただ、それは画一的な世界ではなくて、ヨーロッパの酒場と精神病院と砂漠の三箇所が脈絡なく転換していく世界だった。見ているものの心を揺さぶるためには、そのくらい自身が揺れていないと無理という話だろう。芸術というものの禍々しさを真っ当に表現できでいるように思えた。