今回はGRE(Graduate Record Examinations)について書こうと思います。
このテストはTOEFLよりもさらに一般の人にはなじみがないでしょう。
なぜならおもに海外大学院を受ける人しか受ける必要がないからです。
またGREはTOEFLやTOEICと違い外国人だけでなくアメリカ人などの英語が母国語の人も受けます。
だからと言ってめちゃくちゃにむずかしいわけでもなく絶対にネイティブにかなわないなんてことはないので安心してください。
GREはVerbal Reasoning, Quantitative Reasoning, Analytical Writingの3パートで構成されています。
簡単にいうと語彙、数学、ライティングです。
そして点数がすこしユニークです。
Verbal ReasoningとQuantitativeは最低130, 最高170点です。つまり全部間違えても130点です。そしてAnalytical Writingは0-6.0点で採点されます。そしてVerbalとQuantitativeはテスト終了後にすぐ点が画面に表示されます。
では各パートについて見ていきましょう。
まず、Verbal Reasoning
これはむずかしいです。正直いくら勉強してもできる気がしませんでした。それこそTOEIC, TOEFLである程度の点数を取れる人でも単語の意味を5択から選ぶという問題で選択肢が全部しらない単語ということが全然あり得ます。
もちろん対策は可能です。このパートは単語の意味を答える部分と長文問題があります。長文問題ではある程度考えることができます。つまり単語がわからなくても消去法などで点を稼げます。
しかしノンネイティブで特に理系志望の人はあまり重視されないので142点ぐらいあればまあまあだと思います。
150取れれば文句ありません。
次にQuantitative Reasoning
これは簡単です。満点を狙いましょう。数学のレベルとしては高校1年から2年ぐらいまでの非常に基本的で日本語で受ければ確実に満点が取れるような内容です。 そのため数学用語を英語で覚えて練習して苦手な部分があれば英語というよりも数学の勉強をしてください。
理系の人はこのパートの要求点数は高く165点などを要求されることもあります。
最後にAnalytical Writing
このパートの対策はTOEFLと同じでいいです。
ある程度テンプレートを覚えて練習すれば4-4.5点ほどは簡単に取れます。
簡単にですがGREはこのような構成になっています。
よくどう勉強すればいいかを聞かれることがあるのですがこのブログに書かれたような内容を公式問題集を使い一通り練習すれば、まず第一段階はクリアしたと言えます。とにかくVerbal(140),Quantitative(160),Writing(4)を目指しましょう。
そして出願する大学院のホームページで詳しいrequirmentを確認してください。
例えばある理系の大学院ではQuantitaiveが165以上、Writingが4以上
また別の大学院ではVerbalとQuantitativeの合計が300以上と言ったように様々な書かれ方をしています。
またVerbalの点数がもっとも伸びにくいので悩むこともあると思いますがそのような人はQuantitativeで満点をとってください。
留学生がVerbalであまり点を取れないのは理系なら理解されます。(知り合いの心理学志望の人はVerbalで160以上必要とされかなり嘆いていました笑)
ここで重要なのは169ではなく170であるということです。
やはり100%と99%との差と99%と98%との差では見た目以上の差の印象を与えます。
つまり自分の専攻によって他の点で補うことができます。
これは大学院出願においても同じことが言えます。
一箇所や二箇所苦手な部分があっても他の得意な部分でカバーしてください。
そうすれば思ったよりも高評価をもらうことができるでしょう。
英語テストについて連続で書きましたがどうしても長くなっちゃいますね
自分の体験や細かなことについてはまた別の機会にまとめて見たいと思います。