みなさん、胃カメラって知っていますよね?
管のついた小さなカメラを口から飲み込んで、胃の中を検査する装置のあれです。
でも、肺の中はどう検査するのでしょうか?

実は、肺の中も同様にして検査できます。
その装置が、いわば肺カメラに当たる装置を、気管支鏡というんです。
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2014年1月、私は2ヶ月ぶりに病院を訪れ、またCTを撮ってもらった。しかし、肺の影は全く消えていなかった。
肺炎などではなく、何らかの腫瘍があると言うことになり、手術をして取ってみないと、良性か悪性かわからないと言うことだった。
そこで、できれば早いうちに、ということで2月上旬の手術を考えたのだが、そのころは中学三年生の受験シーズン真っ盛りで、最終受験校を決める手続きの真っ最中。
進路の決まっていない生徒もいて、手が離せなかった。
それで、手術をのばして、高校入試と卒業式の終わった春休みに、手術をしようと言うことに決まった。

手術前の事前検査があるというので、3月上旬、1泊入院、検査入院で、私は北九州市小倉北区の病院にでかけた。


検査の内容が、気管支鏡検査だった。

最近の胃カメラ検査は、薬を使って眠っている間に終わっているというやり方が普及していますよね?
あれだと苦痛もほとんどなくて、ずいぶん楽な検査です。
肺の中をカメラで検査するというので、私もそういう感じになるのかな?と思っていました。

そしたら・・・・・・・・

眠っている間どころか、いすに座った状態で、喉の奥と肺に部分麻酔をかけての検査だったんです。
ちょうど歯医者さんに行ったときのような感じ。

喉の奥にスプレーされて、喉が麻酔にかかった状態で、口からパイプが喉の奥にぐいぐいと入っていく。
しかしそのパイプは、胃の方の食道ではなく、肺の方の気管支に入っていく。
入るときにちょっとむせます。何とも言えないあの感じ!!!
入ってしまうとむせませんが、すごく違和感あります。

肺の中の感覚も麻酔で麻痺しているので、肺の中は何も感じません。でも意識はしっかりあって、医者から話しかけられます。


私の腫瘍は、肺線ガンといって肺の奥の方にあるガンでした。
たばこを吸わない人でもかかる肺ガンで、女性にも多い肺ガンです。
原因は大気汚染がきっかけと言う説が多いようです。
医者は、黒板のチョークもだめ、PM2.5もだめ、自分の肺を自分で守りなさいと言っていました。

奥の方にあるので、気管支鏡が届きません。
めいっぱい奥まで気管支鏡をつっこんだら、右胸に痛みが!!

「いたっ!」と言うと、医者が
「あ、痛かったですか?」

検査がつらいです。

結局、腫瘍までは届かず、写真も撮れませんでした。
手術してみないと、良性か悪性かわからないということに・・・

検査の最後、医者がこう言いました。
「肺の中を洗浄します。」

洗浄? 洗浄って洗うことだろ? 水で洗うの?肺の中を?
お、おぼれてしまわないのか!!!

そう思ったのもつかの間、パイプの先から水が出てきて、私の右肺を洗浄し始めました。
何とも言えないあの感覚・・・・・・・
少し水が逆流してきて、喉の奥で、ごぼごぼと音がします。

本当におぼれてしまうんではないかと焦りましたよ。

しかし、医者は慣れたもの。
次々に気管支の枝の部分をも洗浄していきます。

後で、よく考えたら、左肺があるので、おぼれて死ぬなんてコトはないんですね。

でも、そんな予備知識もなく、いきなり肺の中を洗浄されたので、精神的に相当焦りまくりました。額からは大粒の冷や汗が。
呼吸器外科の執刀医のみなさん、気管支鏡検査の前には、ぜひ丁寧な説明をお願いします。肺の中を洗浄しますが、左肺もあるのでおぼれるようなことはありません、とね!!!



一昨日、昨日と、心身のバランスについて書いてきましたが、
モチベーション無理にあげて、身体をこわした私の失敗の本質を、MOVEコーチングでは、的確に教えてくれました。

あなたの夢は何ですか?
こう聞かれたら、なんと答えますか?

○○になりたい、こんな仕事に就きたい、こんな生活がしたい

普通ならこう答えるでしょう。

しかし、本当の夢はそうではなく、
そのとき感じるであろう「感情」 それが本当にあなたがほしいものなのです。それが真実の「夢」です。

充実感、幸福感、愛する喜び、達成感、満足感、社会貢献の喜び、晴れやかな気持ち、生きている実感・・・・・・

人によりいろんな、ほしい「感情」があります。
それが、一次的な目的(夢)なのです。

そう考えていると、失敗がありません。
お金持ちになったけど、家庭が崩壊したとか、
なりたい仕事に就いたけれど、人間関係が壊れたとか、
仕事で成功したけど、身体をこわしたとか・・・・・・

いわゆる、
夢は叶ったはずなのに、なんかちょっと違う・・・・・
そんなことにならないために、このことは大変重要なことです。

そういう失敗に陥らないためには、目標を職業などの「状態」ではなく、そのときに得られるであろう「感情」におく。
一次目的は、ほしい「感情」であり、その実現のために必要な手段としての二次目的が、いわゆる一般的な「夢・目標」とする。そのためにどう行動したらよいか、を三次目的とする。

まさに、目から鱗でした。

若い人たちには、若いうちからこのことしっかり理解して、目標を立てて、夢に向かって進んでほしいです。
ガンになったのも、このことをみんなに教えるために、そういう体験を積んだのだと、私は確信しています。

だから、身をもって、私は言えるのです。
10年後、5年後に、あなたがが得ていたい、ほしい「感情」は何ですか?

続き

私は、肺ガンを胸の中に抱えたまま、それとも知らずに、2ヶ月後の検診をほぼ忘れたように毎日を過ごしていました。

中学三年生の進路を控え、進路指導に学力向上に、そして県大会出場を果たした部活動に、と日々忙しい毎日を送っていました。
身体はなかなか疲れるのですが、疲れたなんて言ってられません。
そこで、7年前くらいから習い始めた成功哲学や様々なスキルを使って、自分の気持ちを前向きに、パワーアップしてがんばっておりました。
しかし、今考えると、ここに病気になる落とし穴があったのです。

身体が疲れているのに、心を元気にしてがんばり続ける・・・・・・・これは、とても危険です。
私はこれが原因で、ガンになったと思っています。

身体に無理をかけすぎたのです。
だから身体の方が、そういう生き方は止めろとガンになって私に警告を与えてくれたのです。
ガンが教えてくれたことを素直に受け取り、自分の生き方を変えるべき時が来ました。
ガンに感謝しなさい、そう友人の整体師から教えられました。

目指すべきは、
身体も心も元気な状態です。

身体が疲れているのに心だけ元気だったり、
心が疲れているのに、身体だけ元気だったりしては、
絶対にいけません。

ものすごく大切なことなので、絶対に忘れないでください。
ほんのちょっとの目標のずれが、何年もすると大きなずれになって心身の不調を巻き起こすのです。

そこの、がんばっているあなた。
コーチングを学んでいるあなた。
身体も心も元気な状態ではつらつとしている健康で生き生きとした10年後の自分をイメージしましょう。
それを潜在意識に刻み込んでいきましょう。

疲れるけれど、がんばってる自分。
本当は好きじゃないけど、無理にモチベーションあげてる自分。
そんな自分がいたら・・・・・
今の自分の延長上に、目標をたててはいけないですよ。
素晴らしい自分をイメージして、目標を立てましょう
それでこそ、新しい自分の可能性が開かれるのです。
自由の感情を胸一杯に吸い込んで!!!

~ありの、ままの 姿見せるのだ~
~ありの ままの 自分になろう~

(ありのままの自分とは、自分らしさを大切にしている自分と言う意味ですが、さらに深く考えると、この世に生まれてきた目的、生きる目的を果たしている自分、可能性が花開いた自分のことなのです)

~何も こわくない~
~風よ 吹け 少しも寒くないさ~

~無理してたコトが嘘みたいさ~
~だってもう自由だ 何でもできる~
~どこまでやれるか、自分を試したいんだ~
~そうさ 変わるんだ 私は~

Outstanding Myself  !!

今日は、日々の中で感じた気づきを書きます。

がん闘病記の方でもいずれ書きますが、ガンの手術を受けた後、私は3週間ほど不眠に陥りました。

睡眠薬を飲んでも1時間ほどうつらうつらするだけ。
そして頭がさえて、いろいろどうしても考えてしまう。

その経験もふまえて、今日思ったことは、
身体と心のバランスです。

心身一如と言う言葉もありますが、身体と心は密接に関連しあっています。

身体が疲れると心も疲れを感じる
心が疲れると身体も疲労感を感じてくる
逆に
身体が元気だと心もはつらつとなってくる
心が元気だと身体もうきうきしてくる。

まあ、ここまではよく言われることだし、みなさんも感じていることでしょう。

問題は、身体と心のアンバランスが生じたときです。

身体は疲れているのに、心は元気。
いや、けっこうよくあるパターンと思いませんか?

そういうときは身体の疲労の声を、心が聞くことができずに、
疲れているのに疲れていないと思いこんで、無理をしてしまう。

10年以上前に、私は三日三晩眠らずに仕事をしたことがあります。そのときはそういう状態でした。
身体は疲れているんだが、眠くならない。頭がさえまくってどんどんアイデアが湧いてくる。
三日目など全く眠気を感じなかった。
しかし身体・この場合は脳、は確実に疲れているので、だんだん脳が暴走してしまうんです。
自分の冴え渡る思考にブレーキが効かなくなってくるんです。
同僚から、早く帰って寝なさいと言われ、早退してかえって寝ました。

受験や、仕事の締め切りなどでハイテンションになると、この「身体は疲れているのに、心は疲れていない、バランスの悪さ」という落とし穴に陥る危険があります。
みなさんも気をつけてください。
早めにブレーキをかけましょう。

身体と心のバランスをとることが大事だと思います。

逆のバランスの悪い状態もあります。
「心は疲れているのに、身体は元気な状態」

たくさん新しい人に会ったり、新しい仕事に取り組んだりすると、自然に心(この場合は脳)は疲労感を覚えます。心・脳は疲れてくるものなのです。
しかし、身体は疲れていないと、少ない睡眠時間で、早朝に目覚めたりします。

入院時の私がそうでした。病人だから体を動かさないから身体は疲れていない。しかし脳だけフル活動で疲れている。

そしてまた脳を使っていろいろ考えて、ますます脳を疲れさせる悪循環になってしまいます。

こういう場合は、体を動かす、運動するのが一番です。
特にリズム感のある運動がいいらしいです。
ウォーキングでもリズムよく歩く。
リズム感あるから、ダンスも最高です。
ステップ運動もいいですね。
フィットネスクラブに行けば、いろいろできます。
そこで思い切り汗をかいてみるといいですよ。

人にたくさん会ったら、定期的にダンスをするのもいいですよ。
私は以前、エアロビクスを少しだけ習いましたが、今は手術したので、まだできていません。
もう一度エアロのレッスン受けたいな!!
愛する人とダンスできたら最高ですよ。

また、MOVEコーチのレッツダンスも、こういう面からも、大きな意味があるんですよね。
MOVE受けた方は、ダンスの効用、体感できたことと思います。
是非ダンスを生活に取り入れてみたいものです。


2013年秋、ちょうど一年前の健康診断でも何の異常も見つからなかった私の肺。
まさか、ガンになっているとは思いもよらなかった。

タバコも吸わないし、自覚症状もなにもない。
痛くもなければ、かゆくもない。いたって健康そのものに思えた。

しかし病魔というものは、気がつかないうちに忍び寄ってくるものだ。

2013年11月、忘れもしない、あの日の出来事だった。





朝起きると、口中に違和感があるのに気がついた。
虫歯の治療したあとが、外れたのか、なくなっているのだった。
そのあたりをくまなく探したけれど、みつからない。

もしかして、眠っている間に、飲み込んでしまったのか??

そう思って、近くの病院に見てもらいに行くことになった。

病院では、40代の快活な医師が診察をしてくれた。
「CT撮りましょう!」ということになり、私はCTスキャンを受けた。
CTでよかったよ。
だって、私のガンは、レントゲンでは写らなかったんだから!!

CT撮ったあと、再び診察。

医師は、こういった。

「うーん、おなかの中には、何もありませんねえ。飲み込んでいれば、CTで写るはずですからね・・・・」

私は、飲み込んでいなかったのか・・・と安心した反面、では、どこへ行ってしまったのか?といぶかしんで首をかしげていた。

すると、ぽつりと医師がこういった。

「胃や腸には何も写っていませんが、ちょっとここをご覧ください。」

そういって、見せられたのは、私の胴体のCTスキャンの連続写真。
首の部分から、胸、腹と、胴体全部が輪切り状態で連続的に見ることができる。
医師はパソコンのマウスを操作して、胸、腹と連続的に私の胴体の画像を示した。

・・・へえ、今はこんな画像が撮れるんだ・・・・
のんきにも、私はそんなことを感心して見ていた。

「ここです」
医師の声が鋭く響いた。

「右肺の、この部分なんですが、すこし影がありますね。」

医師が指し示した部分を凝視する。
確かに、かすかに白っぽく写っている部分がほんのわずかにある!
よく見ないと、見逃してしまうような、かすかなかすかな影だった。

「このような影は、ちょっと風邪を引いたような肺炎でできることもあります。その場合は二週間ほどで消えるでしょう。また肺にカビが入ったとか言う人もたまにいます。また可能性としては腫瘍という可能性もあります。良性の場合もあれば悪性の場合もあります。この画像を見ただけでは、なんともいえません。」

肺に影があるといわれて、はっとした。生まれて初めての経験だった。

「風邪で影が出ている場合もあるので、2ヵ月後にもう一度来てみませんか?風邪の影ならそのときは消えているでしょうから。それなら大丈夫です。」

医師は丁寧に2ヵ月後の受診を勧めた。

確定診断が出ているわけではないので、受診を嫌がる患者が多いのだろうと察しはついた。

「わかりました。2ヵ月後ですね。」

私はなんだか正体のわからない、淡い淡い肺の影の再CT検査を予約して、この日は病院を出た。


家に帰って、よく見ると、飲み込んだかもと思っていたものは、意外にもあっさりと見つかった。

1時間以上くまなく探して見つからなかったのに・・・・・

きっと運命が隠してくれたのだろう。今はそう思う。

歯の治療痕がみつからなかったおかげで、私は今ここに生きている。運命とはかくも不可思議だ。

また医師にも運命的に出会ったものだと思う。

普通なら、飲み込んだという患者なのだから、胃の中だけを見て、肺などはみないだろう。

でも、かの医師、彼は福岡県DMAT隊員であり、産業医科大の教授として、災害現場などにヘリコプターで駆けつけ、緊急医療を行う専門家だったのだ。
一分一秒を争う災害現場で、一人でも多くの命を救いたい、そういう使命を帯びて日々活躍する医師を育てる、なんと! DMAT隊の指導者の医師だったのだ。

一人でも多くの命を救いたい! 
その思いで、胃の中だけではなく、肺もついでに見てくれて、普通なら見逃す淡い淡い影を、発見してくれたのだ。

私の命の恩人なのである。

あとでこの話を友人たちに話すと、多くの友人が「ミラクルの発見だ」とか「あんたは命を持ってる人だ」とか言っていた。
私もそう思う。
もらった命、いただいた命。
そう実感できるのだ。

だからこそ、これからの命は、大切に使いたい。
これからの人生を悔いなく生きたい。
その思いは、強烈なものとなったのだ!!!


その日は、2ヵ月後に再受診をするという予約で終わり、自覚症状もないもない私は、カレンダーに書き込まれた予定の日の記憶だけで、日々忙しい毎日を過ごしていた。

大きな運命の変動が待ち受けていようとは、そのときは思いもよらなかった。

続く・・・・・・・・