みなさんは、自分の夢について
考えたことがありますか?
次の声は、中学生の生の声です。
自分の将来を夢みて未来に向かって一歩ずつ歩んで行こうと
私が言っても、
「どうせ無理」「あまり考えたことないよ」
「先生、俺の成績知ってるの?」
こんな声ばかり聞こえてくるのです。
どうしてなんでしょうか?
もちろん夢を持ってる若者もいますが、
全体として見た時には、夢を持っていても、
どうせ無理とか、そんなの叶いっこないと思っている若者が
大変多くいます。
夢なんて、考えたことが一度もないという若者も多いです。
どうしたらいいのでしょうか?
そのために必要なことは、
大人が勇気を持つことです。
目的を持つことです。
仲間を持つことです。
そして若者に、夢を持つことの大切さの手本を
示さなければなりません。
私自身が、夢に向かって生きるために多くの勇気をもらった人に、
オーストラリア生まれのニック・ブイチチさんという人がいます。
彼は生まれた時から両手両足がありませんでした。
物心ついた頃から、自分の将来を悲観し始め、
10歳の時には自殺しかかったそうです。
彼の人生は安定とは真反対の状態だったのです。
彼は自分の将来に恐怖を感じたのです。
これでは仕事もできないし、結婚もできないだろう。
そう思ったそうです。
でも、その恐怖心を逆にエネルギーにして、
生活の自立のトレーニングをはじめ、あきらめないことで、
ついに今では、水泳やサーフィン、ゴルフ、
サッカーのドリブルまでやって人生を楽しむようになったのです。
絶対に無理だと諦めていた結婚も、
ついに日系人の宮原かなえさんと結婚。子供も生まれました。
すごい人生ですよね。人間の可能性の素晴らしさを示しています。
ブイチチさんを知った頃、私には一つの目標がありました。
夢を持たない若者に夢を持たせ、仲間と力を合わせ、
前向きに生きることを教えることです。
だから、退職前の最後の授業で、
ニック・ブイチチさんを取り上げました。
生徒たちは食い入るように見ていましたよ。
だって、ニックさんの映像は衝撃でしたから!!
「どうせ無理」と言っていた生徒は、感想文にこう書きました。
「あきらめなければ夢はかなうんだ!とわかった」
「先生、俺の成績知ってるの?」そう言っていた生徒は、
こう書きました。
「ニックさんはあきらめないで何度も何度もやってた。
だから自分もがんばろうと思う」
これがニックの力です。すごい力を彼は持っているのです。
この人の前では、夢に向かうといっても、
うまくいくかどうかわからないし、とか、
そんな言葉は言えなくなります。
どうせ無理だしとか、俺の成績が・・・そんな言葉は、
彼の前ではちっぽけなものになってしまうのです。
素直な気持ちでニックを見たときに、
人の心には大きな勇気が生まれるはずです。
提案:
そんなニックが日本に来ます。
ぜひあなたも、ニックに会って見ませんか?
人生に対する考え方が変わるでしょう。
またあなたの周りの若者をニックに合わせてみようと思いませんか?きっと彼らの未来が変わります。
5月8日9日、東京ビッグサイトです。
少しでも心に響いたら、ぜひ連絡を待っています。