制服を変えるとパス度が段違いに上がった。とても嬉しいことです。検診に来た病院の先生や学年の違う先生、部活で仲良くなった友達には本名に君付けで呼んでくれる人が出来ました。
僕はほとんどの人にカミングアウトをしていません。ですから、僕を君付けで呼ぶのは単純に僕が女の子であることを知らない人たちです。つまり、逆に言うと、元から僕を知っている人にとって、僕はただのボーイッシュな女の子なのです。
だから、部活の先輩なんかは僕を人に紹介するとき"彼女"という三人称を使いますし、話しているときも僕を女子に分類し、重いものを持つと率先して助けようとし、線引きをします。
女の人の中にも、僕が男だと思われると怒る人がいます。「なんでそんな事言うんだ!」「この子はどう見ても女の子でしょ!ヒドイ!」と。
そこには先輩の優しさがあるし、僕が言っていないから仕方がありません。それでもたしかにそういう時、傷ついて、どうして僕はこの人達と同じになれなかったのだろうと悔しくなります。
何より、僕を男だと思っている人の前でそういう女子であることを仄めかす発言をされてしまったらどうしようという気持ちがとんでもなく大きい。
今はこれ以上、カミングアウトをするつもりはありません。これまでに積み上げてきたものが多くなり、それを崩してしまうのが怖いからです。
それでも女として見られるのは嫌だし、知ってほしいと思ってしまいます。
これはわがまま?

いったいどうすればいいと言うのだ!
もうヤケクソです。