おはようございます！
ブレンドティーで人生を華やかに彩ろう。日々の健康管理は飲食習慣から
ティーウェリスト協会（旧日本ティーコンシェルジュ協会）認定講師
ティーコンシェルジュのやぎです。

この時期になると、一年の総括をするのですが、

総括というか、今年感じた象徴かなという部分を記述してみました。

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「自にリスクもたずして、他と差別化はできぬもの」

近年、顕著になっているな、と感じます。

自分への戒めにも、お客様へのご提案の際にもおもうことです。

技術の差別化は八木音から提案できますが、

お客様から原料の差別化を求められる際にて詰まる所は、

リスクを抱えられるか。にたどり着くことも多々あります。

※　今年においても八木音のアイデアでオンリーワンな商品を生み出した実績あり。

だれでも手に入れられる汎用性のあるモノをつかって、他との差別化を求められると

そこにはモノにストーリーがないので難しい。

モノで差別化するってことは、だれもが手を出さない理由が少なからずあるので、

それをも承知でリスクも付随して取りに行くかどうか、。

リスクを取ってまで進むかの選択。自分にも言えることだと思っています。

モノの価値に、

さらに八木音の焙煎や加工技術の提供を載せたオリジナルの商品開発をご提案できたら

それはもう、オンリーワン。です。

八木音の加工技術だけでは、オンリーワンにはなれません。

だって、八木音の加工技術は弊社の既存のお客様にも販売していますから。

今年も、既存規格に沿った延長企画なものから、

これまで他では考えつかないような難題までお問合せや宿題をいただきました。

既存企画の新案はこれまでの経験の線上をなぞって進めていきますので

商品化までの展開も要点がパッケージ化されていくため早く、

お客様にどうするか決断をしてもらうだけです。

原料は限定弊社オリジナル加工を施すだけで、オンリーワンにもなれるので、

線上をなぞることが悪いわけではありません。

とくに初めて手掛けるお客様にとっては好都合でもあります。

これまでだれも考えないような難題の場合は、、、

正解がないので、様々な方法を吟味し、どれがよくて、なにがあわないのか、

何をもって正解とするのか、そういった研究と議論がすすめられるので時間がかかります。

原料がない、または原料を栽培して確保するところがスタートという

お問い合わせからの１年越し、もっとは２年越しでの計画。

こういったものが、着実に待てればヒット商品になるのですが

世の中は流行り廃りも激しくてそこまで待っていられない、

商品を育てるまでコストを掛けられない、

結果はすぐにだしたい、というのもわかるところ。

リスクを少なくして今市場にあるもので対応し、

流行が去ったら、売れなくなれば、終売にするという販売側の思惑もわかりつつも、

生産者さんは安定した原料販売先を求めますので、

一過性のブームや仕入れには対応してもらいにくいのが現状です。

そのため、契約してくれればって話になるので、、、そんな繰り返し。

八木音でリスクをもって原料抱えておいておけば。とも思いますが、

いろんな健康茶があるので、

多種にわたる　どの健康茶を　どの数量まで持ち合わせていれば、

それが正解！というものもありません。

やはり、紐づけされない原料を何がヒットするかわからない原料を

闇雲に多種にわたって在庫するには無理があります。

ユーザーのニーズと、バイヤーの思惑と、メーカーの技術、生産者さんの供給できる種と量

全てのバランスはうまく取れませんが、

それをどう統率して一つの商品をつくりあげるか、

それでやっとオンリーワンな特別な商品がうまれるんだと

この世界的な天候不順、気候変動によって、

原料の貴重さをつくづく感じた１年だった気がします。

（アメリカ　ノースダコタ州　現地視察にて）

もちろん今年の加工用のお米も不足の事態で、今後も高騰する予測（というか確実）

小豆も黒豆も出来が悪いなか、大豆のほうの申請を先に手掛けないといけないので、

収穫は終わってもいまだに値段がだせていないということです。

気候変動は着々と私たちの食卓を確実に直接的に脅かす段階に来ています。

なんか、評論家っぽくなってしまい、

健康茶メーカーとしてのブログではなくなってしまった雰囲気がでてきてしまいましたが、

原料が毎年毎年なにかしら不安定になっています。

わたしは世界の健康茶、ハーブを扱っているなかで、

気候変動、人件費、為替円安、物価、いろいろなことを濃く考えさせられた１年だったな。

と感じています。

と１年の批評はしても今日はまだ１２月８日、

この後、年末まで仕事もプライベートも予定がつまっております！

これ以上体調を崩さずに（現在、扁桃腺が痛い）

自分で恒例にしている

元旦の初日の出２０ｋｍランニングまで健康に突っ走りたいと思います！

（２日も恒例ランとして、藤枝～清水までの３０ｋｍランニング）

（以前に息子と走ったといいの夏時期の画像）

■ 年末年始の休業のおしらせ ■
休業期間　２０２３年１２月２８日～２０２４年　１月　４日
　　　　　２０２４年　１月　５日より、通常営業とさせていただきます。

年内の関東圏にむけた発送の最終は１２月２６日までとさせていただきます。
近年物流コントロールが難しいことから上記に関わらずお早目のご注文をお待ちしております。

また、休業期間の電話にはご対応できかねますので、ご理解のほどお願い致します。
お問合せにつきましては、Eメール　yagi-oto@gol.com　　までお願い致します。
年明け営業開始しましたら、順次ご対応させていただきます。

みなさまにはご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解をお願い致します。

【八木音　概要】

お米を焙煎した炒り米（玄米茶の素）、はと麦茶やそば茶、とうもろこし茶(コーン茶)などの穀物茶と、ルイボスティーやカモミールなどをはじめとした野草・和製ハーブ・西洋ハーブの茶材を1５0種類以上扱っています（形状、品質、焙煎度などをあわせれば２００種以上）。商品の企画開発や穀物野草の受託焙煎加工を承っております。製造工程においては、精米、浸漬、蒸かし、乾燥、焙煎(ロースト)、粉砕、カット、ブレンド（混合）、ティーバッグ加工、目視、異物除去、充填包装など健康茶ハーブティー全般を扱います。

ハーブティーを知り尽くしたティーブレンダーがブレンドするハーブティー。例えばハイビスカス、ローズヒップ、ローズレッドペタルやローズピンクペタルなどの花びら系から、レモングラス、桑の葉、柿の葉、ネトル等の葉や茎系、オレンジピールをはじめとする柑橘系、スパイスとしても使用されるジンジャー(生姜)、ローズマリー、フェンネル、シナモン(桂皮)をつかってアクセントを。またダンデリオン(たんぽぽ茶、タンポポコーヒー)やチコリ、マテ、ナツメ(棗)等ご要望に沿う効果効能を意識した茶材もご提案。烏龍茶、どくだみ、プーアル、はぶ茶などの和ハーブを使ったブレンドティーの企画、開発、製造、ティーバッグ加工し個包装もしています。

自社で韃靼そば茶や烏龍茶の直輸入、その他ご要望に合わせて現地と直接商談輸入を行います。茶材の焙煎加工ではお持ちの原料を御支給いただき委託加工いただきますと、独自の製法により香ばしく甘みのあるお茶に仕上げる様、焙煎機の選定や焙煎度のご要望にお応えしています。

国内産の茶材についてもご案内しています。ティーバッグ加工用茶葉はもちろん、荒葉でのご要望にも対応しています。はだか麦、隈笹、柿の葉、枇杷の葉、はま茶、杜仲茶やごぼう茶など、健康茶も取り扱っています。お気軽にお問い合わせください。

すでに今年の振り返り。リスクと世界的気候変動にかられる食品原料