麦茶の需要と供給バランス | BLEND TEA の [ yagioto.BLUE-BRENT ]ブログ

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おはようございます。
ブレンドティーで人生を華やかに彩ろう。日々の健康管理は飲食習慣から
日本ティーコンシェルジュ協会 認定講師  ティーブレンダーのやぎです

 

梅雨になりました。

梅雨宣言をしたから梅雨になったのではないか、、、と疑いたくなるくらい

例年になく早い梅雨入りとなりました。

 

わたしたち八木音は 全国麦茶工業協同組合 に加盟しておりますが、

毎年の総会開催地は、全国の各エリアで受け持ちをまわして担当していました。

しかしコロナにより、今年も遠隔開催とされることになりました。

 

 

全国清涼飲料連合会の統計によると、

令和二年の清涼飲料水の生産量は前年比約5%低下。前年度に引き続きしたまわったとのことです。

 

茶系飲料(ペットボトル)も約5%減少、内訳では、もっと減少している茶類ジャンルも。

リーフタイプ(ティーバッグなど)は、前年比約3%となっています。

やはり、コロナ禍で外出が控えられている事で、外出先の購入や、汗をかく場面も減っているが、

家消費により、ティーバッグなどの仕様が増えているという結果となったのではないかと予想します。

 

全体としては、消費が下がっているんですよね。

 

そこにきて、原料麦は、需要に対しても、2年連続の豊作。供給過剰です。

でも、農作物ですから、そのままなわけにもいきません。

 

農水省は国内産大麦の供給過剰に対しての緩和策で、

国内産大麦の利用拡大、保管倉庫施設の建築、保管費用の助成金を講じるそうです。

 

また、外国産大麦の輸入の抑制も行う模様ですが、

これについて、安易に抑制をされると困る人たちがたくさんでます。

 

まずは、

 

①原料価格が一緒でない場合、安くて外国産を購入メリットがあったのに、

国内産の高いほうを買うしかない場合の、価格転嫁ができずにコスト圧縮が想定されること。

 

②次に商品への一括表示の問題。

現在の法律では、原料使用率が第一位である場合は、産地表示をしなければなりません。

(といっても、大麦は基本的にシングルで飲まれることが多いですが、)

 

ですから、これまで 大麦 (カナダ産) を記載していた商品があったとして、

カナダ産の輸入の抑制によって、代替として国内産を使う場合、、、、

 

産地の規格変更は、お客様に簡単に承認、納得をしていただけるわけではないうえに、

味も変わるし、包材の表記も変えなければなりません。

 

この印刷にかかわる追加コスト(版代)や、資材在庫、その他の周知するためのコストも含めると、

業者間のやりとりでは全く安易な話ではないのですが、、、、

これまでつかってたものを、波風立てずに、そのまま使っていきたいのがメーカーの気持ちでしょう。

 

消費者庁と、農水省 のほうで、うまくその辺を緩和してくれないと

メーカーにしわ寄せが、、、こまるばかりです。

お役所様たちは、簡単に言ってくれるなあ~というのが本音です。

 

ちなみに、カナダ産の残留農薬については、

「カナダ現地、出港前、日本への入港時」と、

日本基準の残留農薬検査を3回行っていますので、みなさま安心してご愛飲くださいね。

 


【八木音 概要】
お米を焙煎した炒り米(玄米茶の素)、はと麦茶やそば茶、とうもろこし茶(コーン茶)などの穀物茶と、ルイボスティーやカモミールなどをはじめとした野草・西洋ハーブを100種類以上の茶材を扱っています。商品の企画開発や穀物を中心とした受託加工(玄米、黒豆、はと麦など)焙煎を承っております。製造工程においては、焙煎(ロースト)、粉砕、カット、ブレンド(混合)、目視、異物除去、包装など健康茶ハーブティー全般を扱います。

ハーブティーを知り尽くしたティーブレンダーがブレンドするハーブティー。例えばハイビスカス、ローズヒップ、ローズレッドペタルやローズピンクペタルなどの花びら系から、レモングラス、桑の葉、柿の葉、ネトル等の葉や茎系、オレンジピールをはじめとする柑橘系、スパイスとしても使用されるジンジャー(生姜)、ローズマリー、フェンネル、シナモン(桂皮)をつかってアクセントを。またダンデリオン(たんぽぽ茶又はタンポポコーヒー)やチコリ、マテ、ナツメ(大棗)等ご要望に沿う効果効能を意識した茶材もご提案。烏龍茶、どくだみ、プーアル、はぶ茶などの和ハーブを使ったブレンドティーの企画、開発、製造、ティーバッグ加工し個包装もしています。

自社で韃靼そば茶や烏龍茶の直輸入も行い、独自の製法により香ばしく甘みのあるお茶に仕上げています。
茶材の焙煎などの受託加工も承っております。お持ちの原料を御支給いただき委託加工いただきますと、独自性のある芳醇な味に仕上げるために焙煎機の選定や焙煎度等のご要望にお応えします。

国内産の茶材についてもご案内しています。ティーバッグ加工用茶葉はもちろん、荒葉でのご要望にも対応しています。
お気軽にお問い合わせください。はだか麦、隈笹、柿の葉、枇杷の葉、はま茶、杜仲茶やごぼう茶など、健康茶も取り扱っています。