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【投資】ファンドを売る練習その2―「売る技術」を身につける


投資信託を買うことについては、あまり悩まない人が多いと思います。

 

「積み立てておけばいい」

「長期投資だから売らない」

 

ほったらかし?  それも一つの方法です。

 

しかし、資産を取り崩して生活する段階になると、今度は「いつ、いくら売るのか」という課題が出てきます。

 

そこで私は、最近「ファンドを売る練習」をしています。

今回は、その第2回目です。


前回はFANG+を96,000円で売却


前回の練習は5月31日。

FANG+を単価96,000円で売却しました。

このときの売却理由は、為替介入への警戒感でした。

 

 

この経験から、私はファンドを売るときに「基準価額」をかなり意識するようになりました。

 

多くの人は、投資信託の評価額や損益率は見ても、

 

「このファンドはいくらになったら売る」

 

という単価そのものを、あまり意識していないのではないでしょうか。

 

私の場合は、そこを一つの判断材料にしています。

 

今回の狙い値は10万円

今回の狙い値は、100,000円

 

実際には、

101,000円から99,000円

というレンジで売却されました。

 

 

 

 

 

 

投資信託は株式やETFのように、その場で価格を見ながら売買できるわけではありません。

 

注文した時点で最終的な約定価額が分かるわけではなく、ファンドによっては海外市場の動きや為替も反映して後から基準価額が決まります。

 

今回も、その「タイムラグ」を意識しながら想像力と予測を駆使して売却しました。

今回の売却理由は2つ

今回の売却判断は、大きく2つです。

一つ目は、為替介入後の円安戻り

 

そしてもう一つが、私自身が運用の目安としている独自の指標が106%を超えたことです。

 

単純に「高くなったから売る」のではありません。

為替、市場環境、そして自分で設定している資産評価の指標。

 

これらを組み合わせて、

 

「そろそろ利益を確定しておこう」

 

と判断しました。

 

今回の受渡しは、8月19日、20日、21日の3回に分かれる形になりました。

このあたりも、株式やETFとは違う投資信託の特徴です。

 

そして現在は97,000円台

その後のファンド価格を見ると、現在は97,000円台

今回の売却価格を考えると、結果的には良いタイミングだったようです。

 

 

もちろん、これは「売ったから必ず正解だった」という話ではありません。

その後に再び上昇する可能性もあります。

 

投資では、売却後に上がることもあれば、売却しなかったら大きく下がることもあります。

 

だからこそ私は、今回の売却を「利益を最大化するための売買」ではなく、「売る練習」と考えています。

 

年末までに、あと10回くらい練習する

今回で「売る練習その2」。

年末までに、あと1万円×10回くらい、売却オペレーションの練習をしてみたいと思っています。

 

一度に大きな金額を売るのではなく、小さく売ってみる。

 

そして、

「どのタイミングで売ったのか」

「その後、価格はどう動いたのか」

「自分の判断はどうだったのか」

を記録していく。

 

こうすれば、実際に資産を取り崩す時期が来たときにも、ある程度落ち着いて判断できるのではないかと思っています。

 

取り崩しは「定額」か「定率」か

資産の取り崩し方法には、定額法や定率法などがあります。

例えば毎年一定額を売る方法。

 

あるいは、資産残高の一定割合を売る方法。

 

どちらにもメリットとデメリットがあります。

ただ、私はもう一つ重要な方法があると思っています。

 

それが、

 

「すぐに売らなくてもいい状態を作る」

 

ことです。

生活費1年分を流動資産でプール

例えば、生活費の1年分を現金などで確保しておく。

 

そうすれば、株式市場が大きく下落しているときに、

「今月の生活費が必要だから、仕方なく投資信託を売らなければならない」

という状況を避けることができます。

 

生活費がすでに確保されていれば、

「今は市場が荒れているから、少し待とう」

という選択肢が生まれます。

 

これは非常に大きいと思います。

 

「売らなければならない」から「売ってもいい」へ。

 

この違いは、資産運用ではかなり重要です。

 

投資信託からETFへ

もう一つ、今後考えていることがあります。

それは、特定口座で保有している投資信託を少しずつ整理し、米国ETFへシフトしていくことです。

理由の一つは、売買の自由度です。

 

投資信託は、注文してから約定・受渡しまでにタイムラグがあります。

 

特に海外資産に投資するファンドでは、海外市場や為替の影響を受けるため、注文した瞬間の価格で売買できるわけではありません。

 

一方、米国ETFなら市場で価格を確認しながら売買できます。

 

さらに2026年12月からは、米国株について23時間取引が予定されています。

 

 

日本時間の日中にも取引できる時間帯が増えるため、今後は日本の生活時間の中でも米国ETFを売買しやすくなります。

 

これは、資産を「買って終わり」ではなく、

 

「必要なときに取り崩して使う」

 

という段階に数年後に入る私にとっては、かなり大きな変化です。

 

もともと証券3社でカード積み立てのポイントを1%ゲットしたら売却を繰り返す自転車操業するつもりでした。

 

しかし売らずにカード積み立てをやめて放置したら、多くが含み益率が100%前後のファンドとなりました。


1%が100%になったのです。

なので今後は丁寧に売りたいのです。

 

「買う練習」だけでなく「売る練習」

投資を始めたころは、

 

「何を買うか」

 

ばかり考えていました。

 

しかし、資産が大きくなってくると、むしろ重要になってくるのは、

 

「どう売るか」

 

なのかもしれません。

 

安く買って、高く売る。

もちろん、それが理想です。

 

でも、実際の資産運用では、毎回最高値で売ることなどできません。

 

だから私は、


小さく売る。

記録する。

検証する。


そして、自分なりの「売るルール」を作っていく。

理屈ではなくやってみなければ、ルールを作れないのです。

 

これを繰り返してみようと思います。

 

今回の「ファンドを売る練習その2」も、その一環です。

 

そして最終的には、


「売ることに慣れている資産運用」


を目指したいと思っています。

 

投資は「買うところ」から始まります。

でも、人生で本当にお金を使うのは、

 

売って現金に変えたとき。

 

そして、本当に有効なのは、

 

その現金と満足度を向上するモノやサービスと交換したとき。

 

だからこそ、これからは「買う技術」だけではなく、「売る技術」も練習しておきたいと思います。