【2026年7月運用報告】iDeCo評価額は1,414万円に到達!
為替変動と市場の波を乗り越えた7カ月を振り返る
こんにちは。
今日から8月がスタートしました。
2026年も折り返しを過ぎたところで、今回は7月末時点のiDeCo(個人型確定拠出年金)の運用実績を振り返るとともに、年末に向けた見通しについて整理してみます。
iDeCoは短期売買を前提とする制度ではなく、20年、30年という長い時間を味方につけて資産を育てる制度です。
だからこそ、毎月の値動きに一喜一憂するのではなく、「市場がどのような環境にあり、自分のポートフォリオが想定どおり機能しているか」を確認することが重要だと考えています。
2026年1月〜7月の運用実績
まずは年初から7月末までの推移です。
- 2026年1月:12,726,567円(ドル円155円)
- 2026年7月:14,140,285円(ドル円157円)
7カ月間で約141万円評価額が増加しました。
数字だけを見ると順調ですが、その過程では大きな値動きも経験しています。
春先は大きく下落、その後急回復
特に印象的だったのが3月から4月です。
3月は前月比**▲6.0%**と比較的大きな下落となりました。
しかし翌4月には**+11.3%**と急回復。
長期投資では、このような急落局面で慌てて売却しないことの重要性を改めて実感しました。
振り返ってみれば、短期的な下落は長期チャートの中では一時的な揺れに過ぎません。
iDeCoは運用指図者なので新規の積立はありません。
しかし来年度からの制度変更で少し積立を再開する予定です。
6月から7月は「為替」が主役だった
今回の運用で最も注目したのは為替の動きです。
ドル円は6月に163円まで円安が進みましたが、7月には157円まで円高方向へ調整しました。
4月時点で作成していた予測では、
「夏頃に景気指標や金融政策への見方が変化し、為替が調整する可能性」
というシナリオを想定していましたが、結果としては概ねその想定に近い展開となりました。
今回は日米協調の為替介入なので、また時間をかけて160円台に寄せる方向感です。
円キャリートレード、暴れん坊トランプ、AI設備投資のクロムメッキが剥がれの3点が年末に向けてのリスクです。
夏休みの宿題の計画やリスク対応計画は立てていますか!?
馬尻下がりのアノマリーになりそうな予感がしています。
馬尻下がりの格言は米の価格というのはご存じでしょうか。
江戸時代からの伝説の格言は、令和の堂島先物でも再現しそうです。
「午尻下がり(うましりさがり)」とは、江戸時代の堂島米会所(大阪)の米相場に由来する、午(うま)年は年の後半(尻)にかけて価格や株価が下落しやすいという相場格言。(諸説あり)
円高でも資産は増えた理由
今回興味深かったのは、
ドル円が
163円 → 157円
へ約3%円高になったにもかかわらず、
iDeCoの評価額は
前月比+0.6%
とプラスを維持していることです。
為替はマイナス要因になりましたが、それ以上に組み入れている米国株などの資産価値が上昇したことで、円高の影響を吸収できたと考えられます。
改めて、「株価」と「為替」の両方が資産評価額に影響することを実感した1カ月でした。
そもそも、DCやiDeCoはどんと見据えて半年とか1年でチェックすれば良いのです。
でも私の場合は生の指標として使っています。
年末に向けた見通し
現在のシナリオでは、年末の評価額は積立元本の約3倍の
約1,471万円(14,713,131円)
を目標ラインとして想定しています。
もちろん、この通りになる保証はありません。
今後は次のようなイベントが市場に影響を与える可能性があります。
① 米国の景気・インフレ指標
CPIや雇用統計などの結果によっては、FRBの金融政策への見方が変わり、株式市場や為替が大きく動く可能性があります。
② 為替相場
現時点では157円~160円前後で落ち着くシナリオを想定していますが、金利差や市場心理の変化によって円高・円安どちらにも振れる可能性があります。
③ 政治イベント
年末にかけては政治情勢なども市場心理に影響を与える可能性があります。こうしたイベントでは一時的にボラティリティが高まることもあるため、短期的な値動きには注意が必要です。
まとめ
2026年7月末時点のiDeCoは、春先の大きな調整や為替の変動を乗り越え、想定どおり堅調な推移となりました。
今回改めて感じたのは、
「為替が逆風でも、優良な資産は成長する」
ということです。
長期投資では、一時的な価格変動よりも、世界経済全体の成長に投資し続けることの方が重要です。
iDeCoは売買を繰り返す制度ではありません。
だからこそ、市場の短期的なノイズに振り回されるのではなく、自分が決めたアセットアロケーションを信じて積み上げていくことが、将来の大きな資産形成につながると考えています。
iDeCoの中間目標は1,500万(元本の3倍)で、70歳頃までの最終目標は2,000万(退職所得控除活用)です。
国民年金は永年年金ですから細く長く受け取り、繰り下げ受給はしません。
長生きすればするほど得になりますが使わないでしょうから子や孫に贈与することになるでしょう。
一方で、iDeCoは一度限りですからなるべく長生きさせます。
もし受け取る前に死亡しても生命保険がわり(税控除も500万あり)に家族が受け取れるからです。
年末に向けても、経済指標や金融政策を冷静に確認しながら、基本的には現在の資産配分を維持・調整していく予定です。


