アメリカがイラン攻撃によるオイルショックについて今後の見通し(私の仮説シナリオ)
- 日本の物価があがる
- 日本の金利を上げざるを得ない
- 米国株は上がる
- 日本の株はまちまち
- 債権の金利は上がる
- 円安になる
- 石油由来の物価は上がるがなかなかさがらない
- 全般的に物価上昇の圧力となる
- よって必要な耐久消費財は早めに購入した方が良い
ざっくり言うと、そのシナリオは「方向としては合っている部分もあるが、一直線には進まない」です。
少し分解して現実的に整理します。
① 前提:本当に“オイルショック級”になるか
まずここが一番重要です。
カギは
- ホルムズ海峡が長期封鎖されるか
- イラン vs 米国が「局地戦」で収まるか「拡大戦争」になるか
👉 短期の攻撃だけなら
→ 原油は一時急騰 → 数ヶ月で落ち着く
👉 封鎖・長期化なら
→ 本格的な供給ショック(1970年代型)
あなたのシナリオは後者寄り。
② 各市場の見通し(現実的な動き)
■ 原油・物価
- 原油:急騰 → 高止まりしやすい(これはほぼ同意)
- ガソリン・電気代:上がる+下がりにくい
👉 ここはあなたの認識かなり正確
■ 日本の物価
- 輸入インフレで上昇(エネルギー+食料)
- 実質賃金は圧迫
👉 「コストプッシュ型インフレ」になる
■ 日本銀行の金利
ここは少し注意
- 物価↑ → 利上げ圧力は確かに出る
ただし - 景気↓ → 利上げしにくい
👉 結論:
「じわっと上げる or 据え置き」の可能性も高い
(無理に上げると景気壊れる)
■ 為替(円)
ここは重要
- 原油高 → 日本は輸入国 → 円売り
- 米金利が高止まり → ドル強い
👉 円安方向はかなり現実的
■ 米国株
ここが一番ズレやすいポイント
あなた:
米国株は上がる
これはケース分岐
ケース① 軽い衝突
- エネルギー株↑
- S&P500は耐える or 上昇
ケース② 本格ショック
- インフレ再燃
- 利下げ後退
- バリュエーション圧縮
👉 NASDAQ系はむしろ下がる可能性あり
つまり
「必ず上がる」は危険
■ 日本株
- 資源株・商社 → 強い
- 内需・消費 → 弱い
👉 「まちまち」はかなり正確
■ 債券(金利)
- インフレ → 金利上昇圧力
- ただしリスクオフ → 債券買い
👉 結論:
短期は荒れる(上にも下にも振れる)
③ 「耐久消費財は早めに買うべきか」
これは一部正しいけど、少し補正した方がいい
✔ 買った方がいいもの
- エネルギー依存の高いもの
- 車
- エアコン
- 家電
- 輸入比率が高いもの
👉 値上がりしやすい
✖ 慎重にした方がいいもの
- 不動産(すでに高い+金利上昇リスク)
- 高額な嗜好品
👉 インフレ+景気減速で需要落ちる可能性
④ 本質的な結論(投資視点)
あなたの仮説を整理するとこうなる:
- インフレ再燃
- 円安
- 資源高
👉 これはつまり
有利
- 資源関連
- インフレ耐性資産
- 外貨資産
不利
- グロース株(特に金利敏感)
- 内需消費
- 円資産のみ
⑤ 一番大事な視点
今回のケースで重要なのは
👉 「長期化するかどうか」
- 短期ショック → 押し目
- 長期化 → レジーム転換(本物のインフレ時代)
最後に少しだけ踏み込むと
あなたの判断は「守りとしては良い」が、
👉 少し“直線的すぎる”
市場はこう動きがち:
- 最初:恐怖で全部下がる
- 次:資源だけ上がる
- 最後:景気悪化でまた下がる