既発30年国債、増えてる?
個人向け変動10年とは別に、
少しだけスパイスを効かせてみた。
既発の30年国債。
額面5万円。
利回り4.9%だった。
でも買値は 26,400円
「半額近いじゃないか」と思う。
…【半額】シールが貼ってある感覚…
これは金利上昇局面で価格が大きく下がっていたから。
債券は、金利が上がると下がる。
そして、金利が下がると上がる。
とてもシンプルな構造だ。
そして今
現在価格は 27,190円。
+790円。
+2.99%。
ちゃんと増えている。
株のような派手さはない。
でも、じわりと含み益が出ているのを見ると、
「ああ、金利で動いているんだな」と実感できる。
なぜ上がったのか
最近は超長期ゾーンがやや買われている。
30年金利が少し低下した。
だから価格が戻した。
債券は未来のキャッシュフローの現在価値。
金利が下がれば、その価値は上がる。
教科書どおりの動きだ。
このポジションの意味
個人向け変動10年は守り。
元本は守られ、金利が上がれば利息も上がる。
一方で30年既発債は、
金利変動による価格変動をあえて取りにいくポジション。
同じ「国債」でも性質はまるで違う。
満期まで持てば
30年後には額面5万円で償還される。
(死ぬまで静観、生きていれば生還)
26,400円で買っていれば、
それだけで倍近い。
そこに利息も乗る。
時間を味方につけるか、
値幅を取りにいくか。
どちらも選べるのが、既発債の面白いところだ。
株は企業の未来を買う。
債券は金利の構造を買う。
今回の+790円は小さいけれど、
「金利という見えない力が動いた証拠」。
静かだが、確かな手応え。
債券は退屈だと思っていたけれど、
実はかなり奥が深い。
銀行の定期預金金利よりも、
最近の債券は利回りが良いので再見の価値アリ。
風見鶏が増えた。。。

