リフレ派とは何か?
――「Break Out!」する経済思想をやさしく解説
♪ Break Out! 南の島 気ままに Reflection!
ふと「リフレ派」と聞いて、
杏里 の名曲
気ままにREFLECTION を思い出す人は、なかなか感性が鋭い。
プロデュースは 角松敏生。
都会的でクール、しかし内側に熱を秘めたサウンド。
……経済の話に戻りましょう。
■ リフレ派とは?
リフレ派とは、
積極的な金融緩和によって緩やかなインフレを起こし、
経済成長を促すべきだと考える立場
のことです。
「リフレ」は Reflation(再膨張) の略。
デフレで縮んだ経済を、もう一度ふくらませる、という意味です。
だいぼうちょうさんという方いますけど、
私はiDeCoで再膨張を狙っていますよ。
■ なぜ“再膨張”が必要なのか?
日本は1990年代以降、長いデフレに苦しみました。
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物価が上がらない
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給料も上がらない
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企業も投資しない
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みんなお金を使わない
この“縮み思考”を壊すには、
まず物価を上げることが必要だ
と考えるのがリフレ派です。
■ 日本での象徴的な政策
代表例は、
アベノミクス政権下の
「異次元金融緩和」。
日銀が大量の国債を買い、マネーを市場に供給しました。
狙いは明確です。
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物価を2%程度上昇させる
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企業の利益改善
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賃上げ
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消費拡大
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経済成長
まさに
Break Out! デフレからの脱出
です。
■ では、なぜ利上げが遠のくのか?
もし景気がまだ力強くない段階で利上げをすると、
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借入コストが上がる
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企業投資が減る
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住宅ローン負担が増える
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景気が冷える
リフレ派的発想では、
インフレが安定的に定着するまでは慎重に
となります。
だから「追加利上げが遠のく」という観測が出るわけです。
■ リフレ派のメリットとリスク
◎ メリット
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デフレ脱却
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名目GDP拡大
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債務の実質負担軽減
△ リスク
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円安進行
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輸入物価上昇
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格差拡大
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制御不能なインフレ
経済は“音量調整”が難しい。
ボリュームを上げすぎるとノイズも増えます。
まるでバランスボードみたい。
■ あなたの家計との関係
ここが本質です。
インフレは、
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借金をしている人には有利
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現金を持っている人には不利
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実物資産を持つ人に有利
つまり、
インフレをどう想定するかで
人生のキャッシュフロー設計は変わる
ということ。
例えば、
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無利子の奨学金
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現金より利回りの良いメイン運用
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REITや金をサテライトで持つ
■ まとめ
リフレ派とは、
デフレよりも、
コントロールされたインフレのほうが経済に健全
と考える立場。
経済を「内省」させ続けるのではなく、
もう一度“再膨張”させる思想です。
♪ Break Out!
ただし現実はシティポップのように軽やかではない。
金融政策は、常に副作用とのバランスの上にあります。
今日もいささかはじけ気味かも。

