ブログネタ:あのとき別の選択をしていたら。そんな風に思ったことない? 参加中先日、オイラが担当してるまだ新しい機械の調子が悪くなったので、ディーラーに問い合わせたトコロ、その機械の開発と設計に携わったエンジニアが関西から飛行機で飛んできた
油圧部門、電気部門それぞれの設計担当のエンジニアが二人
エンジニアはどちらもまだ若い
手際良く機械を調整、また部品を外し、新な部品を組み込み1日かけベストな状態に仕上げ、その日の内に飛行機で帰って行った
オイラは工業高校機械科卒
機械やエンジンが好きだった
当時の夢はエンジニア
高校を卒業したら、その道に進みたかった
しかし、長男と言うコトで地元の工場に就職した (今は違う職種)
エンジニアの夢を諦めたのだ
あの時、強い意思で夢に向かって真っ直ぐ突き進んでいたなら‥
若いエンジニア二人を見ていてそう思った
オイラが大好き、と言うより、惚れている機械(車)がある
1つは、以前ここで書いた「スカイライン2000GT-R KPGC10」通称ハコスカGT-Rのハードトップ
もう1つが「HONDA RA272」だ
RA272は、ホンダがまだ2輪のバイクメーカーだった頃、4輪自動車生産に先駆け、その最高峰のレースF1に鳴り物入りで参入し、わずか2年で優勝し世界にホンダの名前を知らしめたマシンである
1965年のメキシコGPで初めて日の丸が表彰台の最も高い場所に上がった
このRA272、デザインもさることながら、エンジンがとにかく芸術品である
排気量がわずか1500ccながらV型12気筒(水冷4サイクルDOHC48バルブ、強制噴射式)
これは、2輪の750cc6気筒レース用エンジンを2つくっ付けて4輪用にリメイクした、正にバイクメーカーのホンダだから出来た超精密エンジンなのだ
このRA272の実物観たさに10数年前「ツインリンクもてぎ」のホンダコレクションホールに行ってきた
ホント、素晴らしい芸術品だ
マシンとは別にエンジン単品も展示してあった
両方をかれこれ2時間以上眺めていた
観ていて涙が流れてきた
これを作ったエンジニアが神様に思えた
これだけで終わらない
なんとこのRA272、50年近くたった今でもサーキットを走るのだ!
ホンダのイベントで、当時の甲高い官能的なサウンドを響かせ、バリバリ走る姿の映像を観てまた涙した
エンジニアがオーバーホールし、心血注いでるからこそ今でも元気にいい音を出し走れる
あの時、エンジニアの夢を諦めていなければ
似たような仕事をしていたかも?しれない


