ア、二の腕の辺りが痺れ、足に力が入りづらく、顔(頬から口にかけて)がゾワゾワし始め、視野が定まらない。
イ、炎天下で突然クラッとして、目の前がグラングランして平衡感覚がなくなりヨロヨロと倒れてしまう。
ウ、運動をしたわけでもないのに、横になったり床座りすると筋肉痛がひどくて立ち上がれない。また、階段を登れない。
エ、訳もなく心臓の鼓動が速くなったり、後頭部で頭と胴体の血液が一気に入れ替わる様な感じがする。
オ、降圧剤を服用しても血圧が下がらない。
脳梗塞や脳溢血(経験したことありませんが)、熱中症、自律神経失調症の症状と間違えてしまいます。
この症状、”原発性アルドステロン症”かもしれません。上記は私の経験した症状です。
原発性アルドステロン症とは、副腎から出るアルドステロンと言うホルモンが過剰に分泌されてしまう異常とのことです。
原因は副腎に腫瘍がある場合と体質的な場合とがあるとのことで、治療方法も手術による腫瘍の摘出か投薬治療になるそうです。
私の場合は、CT検査の結果で腫瘍ではないようで投薬治療になりました。
あと、原発性アルドステロン症は遺伝しないと言われているようですが、私は”遺伝する。”と思います。
アルドステロンと言うホルモンは体内から排出されるべき”塩分(ナトリウム)”を体内に留める作用をし、過剰に分泌されれば、まず高血圧になります。
さらに進めば、身体はカリウムを使ってナトリウムを排出させる為、体内ではカリウムが不足してミネラルバランスが崩れ熱中症と同じ症状になるそうです。
このカリウム不足が上記の症状を引き起こしてしまう様です。
連日の猛暑で役立つ、カリウム補給にバナナと野菜ジュースは欠かせません。
あと、水分不足は絶対にダメです。水分が不足すると激しい頭痛に襲われます。
現在は”アルダクトン”と言う薬を1日1錠服用するだけで、血圧も正常値に安定し、血中のカリウムもナトリウムも正常値です。
アルドステロンの過剰分泌を薬が制御してくれるそうです。
しかし、アルダクトンの副作用・・・・”乳房が女性化する。”とあります。
確かにします!