日光散策 #2


輪王寺の庭園を観た後、一番奥にある大猷院へ向かいました。
すでに朝9時を過ぎていたと思いますが、
陽が当らない参道は寒く、手袋無しでは手が凍えてきます。
途中、東照宮宝物殿の敷地内に立ち寄りました。
東照宮旧奥社・石唐門です。
現在の奥社にある鋳抜門・鳥居は銅製ですが、
江戸時代初期は石造でした。
大地震の被害に遭い、造り替えられたようです。
奥社山中に埋められていたようですが、昭和42年に発掘し、
現在の場所に復元されました。
石唐門とともに、石鳥居もあります。


参道は杉の大木で鬱蒼としていて、
時折、木立の間から陽が入ってきます。

三代将軍・徳川家光霊所である、大猷院の仁王門です。
日光山内の一番奥にあるので、とにかく寒いです。
11月でこの寒さですから、真冬は凄いでしょうね。
朝早いとあって、観光客もまばらです。
ボクは山内のなかで、大猷院が一番気に入ってます。
静かで落ち着いていて、ゆっくりと散策できます。

四隅に3本ずつ、御影石の柱で支えられた御水舎です。
天井に竜の墨絵が描かれていて、
水盤に映る事から「水鏡の竜」と呼ばれています。
残念ながら、360年経っているので墨絵は褪せていて、
竜の姿がようやく解るほどでした。

後水尾天皇の筆による「大猷院」の額が掲げられた、
二天門です。
日光山内のなかで、一番大きな門と言われています。

こんな鮮やかな紅葉もありました。
日光散策 #1

今日、秋の日光散策に行ってきました。
早朝5時30分に自宅を出発、
宇都宮を過ぎると道路脇も紅葉が目立ちました。


朝8時頃、日光へ着きました。
外は、マフラーを巻いてちょうど良いくらい冷えてます。
吐く息が白くて、日光は既に初冬でした。
まずは輪王寺逍遥園へ。
逍遥園は、江戸時代初期に作庭された輪王寺門跡の庭園です。
モミジの名所らしく、真っ赤になったモミジは美しかったですよ。
庭園をひとまわりした後、輪王寺宝物殿へ寄りました。
初めて入館しましたが、徳川家や輪王寺の宝物が数多く展示され、
なかなか見ごたえがありました。

三仏堂は平成の大修理が始まって、写真のような仮囲いになってます。
仮囲いの前には、樹齢500年という天然記念物・金剛桜が、
オレンジ色に色づいていました。
和菓子スイーツ

近所の和菓子屋さんから、秋の和菓子を買ってきました。
見た目が本物の柿そっくりの「富有柿」
美しい紅葉をイメージした「東福寺」
中にマスカットが丸ごと入った「翡翠」
どれも、食べるのがもったいないくらい綺麗な造形です。
味にも定評があり、リピーターも多いんですよ。
翠江堂
引越しを予定していて、これからしばらく休日もバタバタしそうです。