カンボジア以外の国訪問中に病気になったことがないので

カンボジアでの事例を書きます。

 

私はカンボジアに渡る前に、海外で病気になったら

日本の健康保険が通用しないので、とっても高い治療費を

払わないといけないという事は知っていました。

「盲腸の手術したら100万円以上請求された」とか

インターネットに載っていましたよ。

 

それで、カンボジアに行く前、海外長期滞在者保険に入りました。

いろいろ調べたのですが、一番安い保険で1年の滞在で大体30万円。y

「1年で30万円!!」と思いますが、でも1ヶ月にすると2万5千円程。

日本ではもうちょっと安いかもしれませんが、

それくらい保険料を払っているのではないですか?

 

1ヶ月以内の滞在なら、クレジットカード付帯の保険があれば

それでOKかもしれませんが、カード付帯保険の有効期間は1ヶ月未満でしょう。

だから、1ヶ月以上海外に滞在する時は、海外長期滞在者保険になります。

 

私は初めの1年に、4度程病院のお世話になりました。

カンボジアの場合、日本と違ってすぐ病院へ行きません。

初めは、地元の薬局で症状を説明して薬を処方してもらいます。

症状が酷い時は、点滴を受けることができます。

※点滴をしてもらっても、日本の病院のようにベッドで点滴が終わるまで

 寝ている事はできません。 点滴棒を持ったまま家に帰らされます。

 自宅で点滴が終わったら、自分で針を抜きます。

 

それでも良くならない時は、地元のクリニックに行きます。

それでもダメな時は、地元の中規模の病院へ行きます。

(地元が首都プノンペン以外なら、大抵、大病院なんてありません)

それでもダメなら、プノンペンの大病院に行きます。

 

勿論費用は、薬局<地元のクリニック<地元の中規模病院<首都の大病院

となり、大病院などは地元のお金持ちしか入れないくらい高いです。

 

カンボジア滞在1年目

私の事例1: 急性ウィルス性腸炎

 カンボジアの田舎では、衛生状態が良くないので、とても気をつけていたのですが

 ある日、お腹に激痛! おう吐もあり熱も少し出ました。

 地元のクリニックで、点滴を受け薬を貰いましたが、

 その直後は一旦症状は治まったものの、また次の日にはぶり返してきました。

 少し症状がマシな時に、自分でバイクを運転して2時間かけて

 首都プノンペンの日本人が経営する病院に行きました。

 

 

 (この時はコンポンスプー州に住んでいました)

 病院では、日本と同じようにいろいろ検査してもらったところ

 急性ウィルス性腸炎の診断。

 薬を貰って帰って、次の日から回復しました。

 この時に役立ったのが、海外長期滞在者保険!!!

 レシートをはっきり見てなかったのですが、

 この時の治療費は、確か日本円で20万円くらいだったと思いますが

 保険で支払ったの、私の負担は0円。

 

私の事例2:新型コロナウィルス

 インターン生が数人居りましたが、次々と発熱と咳の症状に襲われ

 新型コロナウィルスに感染した疑いがありました。

 しかしコンポンスプー州ではPCR検査をできる機関がありませんでしたので

 みんな地元のクリニックに行って点滴を受けましたが、一向に良くならず。

 彼らと一緒に仕事をしていた私も、少し熱が出て咳が止まりませんでした。

 その時に、インターン生の一人が日本に帰国する事になりプノンペンに行き

 帰国前の健康診断で新型コロナに感染している事が判明。

 帰国できず、1週間、プノンペンに軟禁状態になりました。

 そのインターン生と一緒に仕事をしていたで、

 私も新型コロナに感染している事は明らかでしたが、

 PCR検査してもらえる機関がないので、とりあえず地元のクリニックへ行きました。

 やっぱり風邪の判断で点滴してもらっただけです。

 幸いにして、私の症状は軽かったので、1週間ほどで回復しました。

 この時は、海外長期滞在者保険は使いませんでした。

 

私の事例3:風邪

 新型コロナから回復して数カ月たった時、また熱は出ませんでしたが

 1ヶ月以上咳が止まらず、はじめは地元のクリニックに行ったのですが

 全然回復の兆候がないので、またプノンペンの日本人経営の病院へ行きました。

 PCR検査の結果陰性で、この時は軽い気管支炎の診断。

 どうやら風邪をこじらしたようで、それで気管支炎になったようです。

 この時は、検査や投薬で10万円くらいかかりましたが、

 この時も海外長期滞在者保険のおかげで、私の負担は0円。

 

今日はもう長くなってしまったので、カンボジア滞在2年目は明日書きます。