新しい年になったし。

(もう一月も終わりそうですが…)

 

ここいらで、例の「ACIM」ーA Course In Miracles っていうのを読み始めてみようかしら。

 

そう思って、かねてから注文してあった本を手に取ってみたところ…

 

ご、ごっついな、これ。

分厚すぎない?えー?

 

うんうん。

新しいなにかに取りかかるときには、こういう「?」がつきものなのよ。

 

で、ともかくページをめくってみる。

 

…なにこれ?

 

真顔ガーン

 

ぜんぜんわからんのですけど

 

ちょ、ちょ、ちょっと待って。

何なん、これ??

 

検索してみなきゃ。検索…滝汗

 

ーそうして、ついにこの記事にたどり着いたのであった。

なんて方も、いらっしゃるカモ。🦆音譜

 かなり想像がたくましい

 

そんなアナタ!

大丈夫です。

 

ACIMはじめてみない?

爆  笑

 

 

いやホント…

冗談はさておき、私自身がまさに最初はそんな感じで。

15年くらい、まともに読むことができませんでした。

他の方には、そんな遠回りをしてほしくないものです…。

 

さて。

現在ACIMとして形になっているのは、おおまかにいってテキスト、ワークブック、マニュアルの3部作。

「テキスト」と「ワークブック」は各々けっこうなボリュームで、なかなか全体像が見えにくい。(☆文末参照)

 

当然ながらACIMは、書籍の形になっています。

しかし、事実上「本を読んで学ぶ」部分と「実際に自分で行って実践する」部分があると考えてください。

 

ここで、「ワークブック」の最初の文(序文)を引用しますね。

少し長いですが、ACIM学習の大枠が端的に書かれた部分です。

 

テキストが語る論理的な基盤は、このワークブックで行うエクササイズ(実人生における実習)を意味あるものにするために不可欠だ。

とはいえ、このコースのゴールを可能にするのは、ともかく実際にエクササイズを行うことである。

訓練されていない心には、なにかを達成できる望みは薄い。

テキストが述べる基盤に沿って思考するようあなたの心を訓練するのが、このワークブックの目的である。

 

A theoretical foundation such as the text provides is necessary as a framework to make the exercises in this workbook meaningful. Yet it is doing the exercises that will make the goal of the course possible. An untrained mind can accomplish nothing. It is the purpose of this workbook to train your mind to think along the lines the text sets forth.

 

ワークブック 序文1

日本語訳は筆者

(言葉を補っています)

 

要するに

 

「テキスト」の内容(理論)を真に理解して

”このコースのゴール”を可能にするには、

「ワークブック」のような実践が欠かせない

 

って話のようで。

 

しかしながら、その「ワークブック」を有効活用するには「テキスト」の理論を理解していることが不可欠です。

「ワークブック」ありきの「テキスト」ではありませんからね。

どっちかって言えば、その逆でしょう。

 

「ワークブック」を開いてみれば、そのことはよくわかる。

論理的な基盤がなければ、「ワークブック」のレッスンはほぼ意味不明なお題目の羅列みたいなもんです。

 

ともあれ、"「テキスト」を読んで内容を知的に理解しただけでは充分ではない"ってハナシなんですが…

 

私はここで、声を大にして言いたい。

 

それでもこの知的な理解は、絶対に不可欠です。

 

お料理なら、調理師免許がなくても、巷のクッキングスクールに通ったことがなくても、見よう見まねでけっこう上手にできちゃったりしますよね。

 

スプーンフォークステーキ ぶー音譜 

理屈なんて関係ない

おいしくできればいいのよ

お勉強なんかより

実践が大切でしょー

 

 

しかし私は思うのであります。

ことACIMに関しては、この限りではない。

 

ということで、ぜひ「テキスト」でACIMの「世界観」を理解してください。

 

でも、やっぱりそれだけでは充分ではないーというのが、上の引用文の言い分なんですよね。

 

 

    

「テキスト」の理論

その「世界観」に基いた、

実際の実践が重要

それを導いてくれるのが、

「ワークブック」

 

 

こうした学びと実践の結果、やがて私たちの心は「テキスト」の理論に沿ったかたちで自ら思考するようになります。

 

この重要性は「テキスト」の序盤で力説されていますが、そのためには「ワークブック」を活用した実践が欠かせません。

 

理論を日常に応用をしていくことで、心は「テキストが述べる基盤に沿って思考する」ように訓練されていきます。

このように「訓練された心」にこそ、ACIMのゴールが可能になるのです。

 

理論面での学びとその実際の応用は、自転車の両輪のように分かちがたく、どちらが欠けても成り立ちません。

言葉を換えれば、この両輪がかみ合うとき、ACIMの学びは大きな効力を発揮することになるのです。

 

でも、それっていったい、具体的にはどんなことなのでしょうか?

 

次回、私自身の学習経験を例にそのあたりをお話ししたいと思います。

 

 

 

 

 

(☆)ACIMの各本については、よろしかったら以下の記事も参照してください。

どっちも長くてごめん。m(__)m