徒歩で10分足らずですが、わたしの住む地区は高台なので、往復するとなかなかに起伏があります。
先週末から月経が来て、ここ数日は鎮痛剤と安静&ヨガで過ごしていたので、外のしっとりした空気も新鮮に感じました。
N先生の医院は、月・水・金曜日は午後診がある日なので、中日の今日は比較的患者さんも分散するだろう、ましてや雨だし、の予想はまあまあ合っていて、待合室の人もまばらでした。
検診や予防接種などのお知らせの中に、手書きの達筆な紙が貼り出してあり、何だろう、と読んでみると
「12月1日から、都合により午後診察をお休みさせていただきます。毎日の午前診察のみになります…」
ご迷惑をおかけいたしますが、云々と続き、いつも午前中に行くようにしている自分には関係ないかな?と思ったあと、ちょっと待った!と目が覚めたような気持ちになりました。
N先生はとうに還暦をお過ぎだろうし、もしかすると患者さんも減っているのかもしれない。ご自分のリタイアを見据えて、そろそろペースダウンをしようかとお考えになったのかもしれない。
すぐさま診察をやめるとも、病院を閉めるとも書いていないわけだから、まだ、当分はお世話になることができる、の、だろうか。
ぐるぐると考えてみて、きっとこの貼り紙を読んだ誰しもが、同じようにほんの少し、心臓が縮むような、きゅっとする気持ちになったに違いないと思いました。
N先生は3分診療はしないし、院内処方(奥様が薬剤師)で、安心できる町医者先生です。やめないでほしい、続けていってほしいというのは、患者側のエゴなんだとわかっていても、できるだけ長く診てほしい…と思っています。
もう少しの間お世話になって、もう少し元気な自分を見てもらいたいなあ…。
病院は、元気なときには行かないものだから、N先生はしんどそうな、あるいは回復しかけのわたし(他の患者さんしかり)しか知らないのだと思うと、ものすごく切なくなってしまった。
N先生には、安心して「あの子最近来ぉへんなあ」と言ってもらえるようになりたいと、心から思いました。