今日も訪れていただき、ありがとうございますニコニコ

今回は約1ヶ月ほど前に受けました、再建手術の事を記録させていただこうかと思います。
長いのですが、お付き合いいただけたら幸いです。

前段として、以下記しておきます。
・2022.11に左胸のしこりに気付き、近くのクリニックを受診。そこで針生検、MRIを受け乳がんと確定。(しかも反対の右側にも疑わしいものがあるとの事。)
・紹介先をがん研有明病院に決めて、受診。検査の結果、両胸にタイプの違うがん(左:HER2陽性、右:粘液がん)があることが判明。
・2023.1両胸全摘手術と同時にティシュエキスパンダーを挿入。
・2023.3〜2024.3パクリタキセル12回、ハーセプチン17回の抗がん剤治療を受け、同時に5年間のタモキシフェンの服薬が始まりました。
・2024.5両胸の再建手術(遊離腹部皮弁移植術)を受ける。


がん研有明病院での再建手術は、術後5日間は個室管理ということになっているそうです。
一般個室の差額ベッド代は自己負担。
(1日33,600円でした。→2024.6から、36,300円に変更になってるようです。)











個室は、こんな感じでシャワーとトイレ完備。

あとは、入院日当日に
・ペーパーパンツ
・T字帯、
・バストバンド(腹帯)、
・保湿剤
を用意しておきます(院内のコンビニで売っています。)。

それから個人的には、部屋の冷蔵庫にたくさんの水のペットボトルを、
そして、のど飴も用意しておきました。

術後1日目から飲水可になるので、
部屋の冷蔵庫に水が入っていれば、看護師さんに買いに行っていただかなくても済みます。
また、術中、麻酔を挿管してるので、術後は喉がイガイガしますが、咳をするとひどくお腹の傷が痛むので、
術後2日目飲食可になったら、ひたすらのど飴をなめてました。


☆入院当日(手術前日)
昼、夕食は低残渣食が出ます。
(私はその日お通じがなかったためか、液体の下剤も出されました。これがすごーく効いてしまって、夜殆ど眠れませんでした…)

↑下剤…


☆手術当日
8時間〜10時間程かかると聞いていましたが、私の場合12時間ほどかかったようです。
病室に戻った時には、たくさんの管に繋がれていました(ドレーン6本と尿の管)。
両胸の手術なのでどちらかに寝返りを打つこともできず、きつかったですが、
手元にボタン式の痛み止めがあり、痛かったら押してください(1時間に1回しか押せないようになってる)と言われました。
私の場合は毎回看護師さんに押していただき、よく眠れましたw
※3時間おきに皮弁の色、温度、音(血流)を確認に来てくださいます。

☆術後1日目(ベッド上安静)
飲水可となり、ジュースやスープが来ます。(血流が悪くなるため、ここから1週間はカフェイン禁止です。)
ベッド上で歯磨きしました💦
※3時間おきのチェックは継続。

☆術後2日目
午後に尿の管が抜け、病室内歩行可能となりました。
食事は夜から低繊維食が出ました。
この辺りから、パクリの後遺症の手足の痺れが増してきてることに気づきました。
でも、何故かあんなに痛かった変形性膝関節症の痛みが消えてる。謎!
※3時間おきのチェックは継続。

☆術後3日目
病棟内歩行可能です。
髪の毛を、洗髪室で看護師さんが洗ってくださいます。
午後は下半身シャワー可能でしたが、ドレーンが6本あり、本当に大変無気力
でも、これだけが今の私の仕事なのだ、と時間をかけてゆっくりやりました。
看護師さんにお手伝いしてもらいながら保湿をこまめにしていました。
※3時間おきのチェックは継続。

☆術後4日目
全身シャワーが許可となりました。が、ドレーンもまだ抜けてなかったので、これまた大変でした💦
その後、左胸のドレーンが抜けました。
ドレーンの周りに水ぶくれができて、それが割れてしまうという事が起こり(全摘術の時もなりました)、皮膚専門の看護師さんにケアしていただいてました。
手足の痺れに関しては、薬剤師さんが、私、乳腺内科医双方の話を聞いてくださり、牛車腎気丸が処方されました。
※3時間おき→6時間おきになりました。

☆術後5日目
食事は常食になりました。院内歩行可能となり、久しぶりに外の空気を吸いたくて、5階の庭園に行きました。気持ちよかった泣き笑い
この日術後からずっと続いていた点滴が全て終わり、持ち込んだPCを使って、仕事を始めました。(6時〜22時までWi-Fi使えます。)
ドレーンも3本、残りは左と右のお腹のみ。
※6時間おきのチェックは継続。

☆術後6日目
血栓の数値がよくないので、よく歩く様にと言われ、病棟内をぐるぐると。まだお腹が突っ張る感じが強く、前かがみになりがちでした。
本来であればあと2日で退院となるところですが、私はドレーンが抜けず、退院の目処はまだ、と言われました。
※チェックは1日2回〜3回となりました。

☆術後7日目
食事、シャワー、回診、チェックと、段々生活のリズムが整ってきました。
左のお腹のドレーンが抜け、残りは右のお腹のドレーンのみ。まだこの時は1日100cc以上の廃液が溜まっていました。

☆術後8日目〜術後11日目(退院)
退院前日になっても右のお腹の廃液の量が多かったですが、今後は外来で廃液は抜いていきましょうということで、とりあえずドレーンは抜くことに。
ドレーンを抜いたら徐々にお腹が張って来ましたが、とりあえず退院。
でも、結局退院した日に発熱し、翌日受診することになりました。
いつも入院して驚かされるのは、看護師さんが、細かいところまで気付いてくださり、優しく、聡明で判断能力が高いこと。
そして、先生方のお声がけが的確であり、信頼できること。

この入院中、皮膚トラブル(水ぶくれ)や、パクリの後遺症の手足の痺れが増したりなど、様々な問題にも迅速に対応してくださいました。

まだまだ廃液については通院中ですが、それでもお陰さまでやっと大分減ってきましたニコニコ

以上です。


ここまで長文にお付き合いいただき、ありがとうございましたおねがい