断る力 (文春新書)/勝間 和代
¥945
Amazon.co.jp
昼下がりに母から1本の電話。
理不尽なこと言われても言い返せず、
辛い気持ちになった時に思い出したのが勝間さんの、
「上司というものは理不尽なことを言い出すものです。
それを右から左に流すのも処世術。」
(のような意味のことを書いてました。)
との言葉を思い出し、なんとかこの場は耐え忍べそうな
気になりました。

娘が生まれてから、ほぼ毎月実家に行き、2日ほど滞在
してたのですが、仕事から帰ってきて娘に会えないのは
寂しいと夫から猛反発を受け、それから帰ってません。
毎日写メールはしてますが、「孫に会えないの、寂しい
わね・・・。」的なこと言われてしまいます。
こちらから出かけて、宿泊するのが難しいのであって、
夫が仕事の平日日中に日帰りでいくこともできなくは
無いのですが、何しろ往復5時間。
毎日何かしら予定があって、ちょっと足が遠のいて
しまいます。
別に、向こうから来てもらってもいいのに・・・。
夫と母の板挟みで、わたしも辛いし、たまには実家に
帰りたいです。でもそれ以上に夫婦喧嘩するのは
嫌なんです。ものすごいエネルギー消耗するし。

戦略的に生きていくにはまず自分の強みを知らなければ
ならないが、その強みをパワーアップさせることに注力
させるための時間を産み出すには、まずは断る力が
不可欠。
だって、時間は24時間で有限。
必要なことに優先順位を与えないと。
人から言われたことを何でもホイホイ引き受けていたら、
それは周囲にとってはとてもイイヒトだけれど、
いつまでたってもそれだけの人。
そうではなくて、優先すべきことに集中をして、
空いた時間を勉強などに充てれば、自分の得意分野が
作ることができ、それはすなわちコモデティ(汎用品)
からスペシャリストへと脱皮できることになる、
といったことが書かれています。
苦手なことに努力するのは不毛なこと。
弱点を克服するのに費やす時間やリソースを
考えると、リターンはそれほど望めないので
やはり弱点を知ることも必要かと、、、っていうか、
40近くなって強みが把握できてない、ってイタイ気がしますが
彼女がお勧めしていたテスト、”ストレンングス・ファインダー”
試してみようと早速Amazonでぽちっと・・・(笑

似たようなことを昔、渋井真帆さんがおっしゃっていて
大納得した過去が。でもその時は苦手分野はすぐ思いつくけれど
得意分野が思いつかなくて。
断る力ではないけれど、千葉敦子さんの時間管理術に
ほほーっと思ったことも。

カツマーとしては(勝間さんのファン)外せない1冊。