集中力と表現力を100%引き出す
解剖学、心理学に基づく 呼吸レッスンです
呼吸が あなたの人生を変えます
ブレイクスルー呼吸®
こんにちは。
表現者の方の肩書、
つまり大きな意味での
アイデンティティについて
お話をしています。
非常に疲れるお答え
表現者の方が
職業を問われたときに
ぐっと胸に詰まるポイントのひとつは
「プロと言い切れない」ことだと
思うのです。
まず挙げられるのは
「有名であること」と
職業性が一致しない分野であるという
「枷」の存在です。
つまり、
プロに対しての「一般の認識」の大部分が
まずは有名であることと
がっちりと組み合わさっているために
そうでない場合は
趣味、アマチュアはだし、だと
捉えていることに対するもので
実際は知名度と
職業として成立しているかや
専門的な責任、それに対する報酬、
そして他の人には成しえない
代替不可能なものかどうかは
まったく関係がないのです。
そのために
「こちらが正確に答えれば答えるほど、
相手の想定と噛み合わない
わかってもらえない」
という、
非常に疲れる状況が生まれます。
特に前回の例えで言うと
「ヴァイオリニストです」と
答えると
「テレビや雑誌に出たりするんですか」
「ヴァイオリンを教えているってことですか」
などと、
270°ぐらいねじ曲がった
お答えが返ってきて
はああああ、となります。
趣味という針
また、
「趣味がないっていうけど
ヴァイオリンがあるじゃないですか」
などという暴言に
つらい思いをするのは
「ヴァイオリニスト」を
軽く扱われた怒りだけではなく、
・どれだけ人生の長い時間をかけて
練習を重ねてきたか、
・評価を受ける、さらされ続けることの
緊張や不安の中で生きていること、
・絶えず、パフォーマンスのための自己管理や
自己否定に苛まれること、
そういう「重いこと」が
趣味という言葉で全否定されたような
気持ちになるからだろうと思うのです。
そしてもっとたちが悪いのは
相手にはまったく悪意がなく、
こちらが説明したとしたら
相手は恐縮してしまうだろう、
場の空気も変わってしまうだろう、
会話が終わってしまうだろう、
という懸念があるために言えない、
つまり
「趣味ではない、と
訂正できない、もどかしさと悔しさ」
があるのです。
私も若い頃
「いやあ、さすがですね、
気持ちよく歌えて、毎日楽しいでしょう。
僕もそういう
人生が楽しくなるような趣味が欲しいです、
あっはっは」と、
とってもいい笑顔で言われて
今なら一緒に
あっはっは、って笑うけど
若くて愚かだったので
涙が出るほど悔しくて
「楽しくなんてありません、
毎日が闘いです、
趣味ならこんな苦しい思いなんて
しないんです、
楽しみのためだけに
歌ってるのとは違うんです」
って言い返して
その男性を凍り付かせたことが
あります。
凍ったまま、
謝って下さったけど
きっとなんで謝らなければいけないのか
その方はわからなかっただろうし、
そうさせた自分が情けなくて
おうちに帰って、
ちょっと泣きました。
私の中に
趣味という言葉に対しての
偏見や歪んだ嫉妬や
そして一番は自分の実力不足と
自分へのコンプレックスがあったんだと
今はわかります。
そういうことを
ちくちくと突いてくる、
そんな言葉なんだろうと
思うのです。
つづく。
小さなヒント
(解説は公式LINEにて)
これを言ったら
その空間が変わってしまう、
でもどうしても言いたい、と
思っていること、
言いますか、それとも言いませんか。
About me & Breakthroughbreath
ブレイクスルー呼吸®
日本声楽発声学会 会員
Atem-Tonus-Ton®指導者
メンタル心理カウンセラー
音喜多 美佳
★こんな人のための こんなレッスンを行っています
どんな時でも思いのままに表現したい、
もっといいパフォーマンスをしたい、
声の悩みを解消したい、
自分の殻を破りたい、
健康になりたい、
癒されたい、など、
プロの表現者と それを目指す人の
身体と心の悩みを解決するための、
声と呼吸のレッスンです。
★ブレイクスルー呼吸®で得られる、7つの幸せ
1・心、身体、思考の癖が取れるので、
感じていることを、
そのまま身体で表現できます。
2・頭で考えるのを手放すので
心身のリラックスが 得られます。
3・自分の本当の思いに気づき
人とのコミュニケーションが
うまくいくようになります。
4・身体が整って気持ちよく声が出ます。
5・不安や恐れから抜け出して
自信と安心が自分の中にあることを
確信できます。
6・他人からの根拠のない評価、詮索や攻撃に
左右されなくなります。
7・新しい環境や人との中でも、
自分のままでいられるようになります。
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