「もう! 何で回らないの!」
と菜々愛は苛立ちを募らせながら指先に力を込め、スイッチを勢いよく押しました。
次の瞬間、彼女の周り一帯に赤い光線が走りました。
「キャ!」
女性は身の危険を感じ、菜々愛より体を下にする為、床にお尻をつけて座りました。
侍女達も女性を追うように一緒に座りました。
赤色回転灯の中にある電球から発せられた赤い光線は、リフレクターと呼ばれる反射板がその周囲を自動で回ることで辺り一帯を赤く染めています。
しかし赤く染まるだけならよかったのですが、赤い光線が当たった白い壁は何かに熱せられたかのように焼け焦げています。
「小紫さん、早く切って!」
皓一郎が叫びました。
このままだと白い壁が赤い壁になってしまうのと、これにより壁の強度が弱くなり崩壊してしまうと皓一郎は考えたのです。
菜々愛も反射的にスイッチをオフにしましたが、よく状況がつかめていない様子。
「これはスゴい力です。これならアイツを倒せるかも知れません」
女性は座り込んだまま、そう呟きました。
マジカルキューブ内のうっそうとした森の奥に、あいつは居ました。
「ルシファー様、何やら凄いパワーを秘めた奴等が姫の元に現れたようです」
「何だと?」
ルシファーは報告に来たアワリ将軍を押し退け、水が張っている容器の前に立つと、なにやら呪文を唱え始めました。
と菜々愛は苛立ちを募らせながら指先に力を込め、スイッチを勢いよく押しました。
次の瞬間、彼女の周り一帯に赤い光線が走りました。
「キャ!」
女性は身の危険を感じ、菜々愛より体を下にする為、床にお尻をつけて座りました。
侍女達も女性を追うように一緒に座りました。
赤色回転灯の中にある電球から発せられた赤い光線は、リフレクターと呼ばれる反射板がその周囲を自動で回ることで辺り一帯を赤く染めています。
しかし赤く染まるだけならよかったのですが、赤い光線が当たった白い壁は何かに熱せられたかのように焼け焦げています。
「小紫さん、早く切って!」
皓一郎が叫びました。
このままだと白い壁が赤い壁になってしまうのと、これにより壁の強度が弱くなり崩壊してしまうと皓一郎は考えたのです。
菜々愛も反射的にスイッチをオフにしましたが、よく状況がつかめていない様子。
「これはスゴい力です。これならアイツを倒せるかも知れません」
女性は座り込んだまま、そう呟きました。
マジカルキューブ内のうっそうとした森の奥に、あいつは居ました。
「ルシファー様、何やら凄いパワーを秘めた奴等が姫の元に現れたようです」
「何だと?」
ルシファーは報告に来たアワリ将軍を押し退け、水が張っている容器の前に立つと、なにやら呪文を唱え始めました。