「会長何やってるんですか? 仕事はたんまりあるんですよ。っていない!」
ふと現れたもう一人のブレザー服の女子高生が辺りを見回しています。
(あれ?)
皓一郎はふと彼女の頭頂部に目を止めました。
(なんであんなのが)
皓一郎は首を傾げました。
「全く~、あとで捕まえないと。あれ?」
彼女はようやく皓一郎に気付きました。
慌てて目をそらす皓一郎。
「こんにちは。あれ? どうしたんですか?」
と言いながら、彼女が近づいてきます。
(はたして聞いてもいいのかな)
皓一郎は悩んでいました。
女の子の頭頂部にはまずお目にかかったことがないもの、それは看板の上で回っている姿をよく見かける単灯式赤色回転灯なのです。
「もしかして今日からうちの高校に転校してくる小田城君?」
彼女は一発で皓一郎の事を見抜きました。
皓一郎は気づいていませんでしたが、桜花高校の校門とそこに続く丁字路が彼女から丸見えだったのと、彼が別の学校の制服を着ていることもあり、彼女はいとも簡単に見破ったのです。
「あっはい、そうです」
「改めまして『こむらさき』といいます。よろしくお願いします」
『こむらさき』と名乗った女子生徒は皓一郎を促し、一緒に桜花高校の校門をくぐりました。
(あぁ聞けずじまいだった)
『こむらさき』の後をついていきながら、そんなことを考えていました。
ふと現れたもう一人のブレザー服の女子高生が辺りを見回しています。
(あれ?)
皓一郎はふと彼女の頭頂部に目を止めました。
(なんであんなのが)
皓一郎は首を傾げました。
「全く~、あとで捕まえないと。あれ?」
彼女はようやく皓一郎に気付きました。
慌てて目をそらす皓一郎。
「こんにちは。あれ? どうしたんですか?」
と言いながら、彼女が近づいてきます。
(はたして聞いてもいいのかな)
皓一郎は悩んでいました。
女の子の頭頂部にはまずお目にかかったことがないもの、それは看板の上で回っている姿をよく見かける単灯式赤色回転灯なのです。
「もしかして今日からうちの高校に転校してくる小田城君?」
彼女は一発で皓一郎の事を見抜きました。
皓一郎は気づいていませんでしたが、桜花高校の校門とそこに続く丁字路が彼女から丸見えだったのと、彼が別の学校の制服を着ていることもあり、彼女はいとも簡単に見破ったのです。
「あっはい、そうです」
「改めまして『こむらさき』といいます。よろしくお願いします」
『こむらさき』と名乗った女子生徒は皓一郎を促し、一緒に桜花高校の校門をくぐりました。
(あぁ聞けずじまいだった)
『こむらさき』の後をついていきながら、そんなことを考えていました。