一旦歌う事をほとんど辞めていた俺だったけれど
色々な人に励まされたりして、少しずつ歌ったものを
ブログにUPしてみたり、ニコ動に投稿してみたりしていた

反応がほとんど無い事にちょっと凹んだりとかしてたんだけど

まあ元々がそんなに上手かったわけじゃないし、その上からブランクもあってね、
そんな人間がさ、全く練習もしないで思いつくように歌ってみたものが
イキナリすごい大反響をもらえるなんて話は期待していなかったし、そうなる
ほど世の中甘くは無いっていうのを思い知っただけなんだけどね

でも…こうやって歌うことで一歩ずつでも向上していって、それを続けていけば
いつかは色んな人に聴いてもらえるようになるかなとかそんな事を思って、そういう風に
続けていけたらいいなって、そう思っていた。
・・・あの時までは。
「下手すぎて笑える」
それがニコ動に投稿して身内以外からで一番最初に貰ったコメントだった。
ああ、俺ってそう言われる程度の能力でしかないのか、ってちょっとショックを受けた
けれど、最初だから仕方ないよな…もっと練習しなきゃなって素直にそう思えた。
でもそこからが本当に酷かったんだ。
その数日後には
「よくこんなんで人前に晒せるよなww」
「つーか声キモいから歌わないでくれる?」
「音痴はタヒらなきゃ(←死ななきゃ、って意味らしい)治らないんじゃねえの」
「曲に失礼だろコレ」
「聴いた人全員に謝れよww」
っていうような言葉がそこまでに投稿した全部(っても4曲だけど)に書かれていた。
それを全部見終わった瞬間に俺は投稿した曲を全部消去してIDを消した。
確かに歌と本気で向き合ってる人間に比べたら、努力も覚悟も何もかもが足りない。
そしてそんな奴が何年もサボってて急にまた始めてイキナリ成功できるほど、甘くは
無いなんて事は判ってる。
それでも…6年前に置いてきた夢をもう一度取り戻して足掻いてみた結果がこれか
って事に、あまりにも悔しくて少しだけ泣きそうになった。
後で冷静に考えたらコメントがされていたのは最初のもの以外は再生時間が4秒の
ところとか、歌に入ってもいない部分だったから、もしかしたらしょうもない荒らしが
最初にコメントした曲のリンクから飛んで一人でやってただけで「変なのに捕まっただけ」
って軽く考える事も出来たのかもしれないけれど。
でもその時の俺には、ブログを見て曲を聴いてみてくれた人はみんな、実はコメントしてない
だけでそう思ってるんじゃないかって、そう思った。
もしかしたら、今回こういうことを書いてきたのも、そのうちの誰かなのかも?とか。
そう考え出したら全てが怖くなってしまった。そういう可能性は明らかにないだろうって
思える人にさえネットを通して話すことも怖くなって、自分の猜疑心に自己嫌悪に陥って。
そうして俺はネットで関わってる全ての繋がりを一旦断ち切ることにした。
それと、もう二度と歌わないで生きようって、そう思った。
それが2週間前の話。
続・くだらない唄 BUMP OF CHICKEN
この手は振れない 大事なモノを落しすぎた
この目は見えない 夢の見過ぎで悪くなった
あの日と違うのは 僕だけ