あなたは自分で自分を犠牲にしていることはありませんか？
気がつかないうちに自分のことは後回し、他の人のことを優先していませんか？
たとえば、子供のために、両親のために、友人のために、恋人のために、
「自分は後回しでいいや」
なんて気持ちになることって多くの人にあるのではないでしょうか？
そういった気持ちの全部がよくないものだと言いたいわけではありません。
他人優先、自分は後回しにしてしまう「自己犠牲」。
自分の行動が自己犠牲と気が付かずに、他人を優先し続けていくことで
ストレスとなり、最終的には体調・精神面に支障をきたすこととなるでしょう。
体も心も健康であることが何より大切です。
自己犠牲に気が付かないということが
よくない結果となる可能性があることをお伝えしたいです。
それ、自己犠牲かも。早く気がついて！！
過去の私は自分を犠牲にして、
うまくいくならばそれでいいと思っている時期がありました。
他人を優先することに慣れ、続けていると
何で自分はこれをしているのだろうかと考えることが増えていきました。
私はやりたいと思わないことを、
他の人のために続けるという選択をしていたのです。
そんな選択を続けた結果、体調を壊しました。
精神面では診察を受けませんでしたが、おそらく神経症の一歩手前の状態。
体調を崩し休んでいるときに、
本やSNSを見ることで自分を犠牲にしてきたのだと気がつきました。
自分を犠牲にしていると気がつくことがまず第一歩です。
みなさんには、私のように体調を崩す前に気がついてほしい。
今回の記事では自己犠牲となっているかもしれない思考パターンを3つご紹介します。
1．私が頑張れば大丈夫！！
1つ目は「私が頑張れば大丈夫」です。
頑張ること＝無理することになっていませんか？
“頑張ること”は大切ですが、”無理すること“とは別ものです。
・頑張ること ＝自分の許容範囲内で頑張ること
・無理すること＝自分の許容範囲外で頑張ろうとすること
そして自分の許容範囲を超えた無理を続けていると、
体調面、精神面でどちらか、あるいは両方で
健康を損なっていくことになるかもしれません。
「無理してるかも？自己犠牲になってるかも？」と自分に問いかけ、
「無理をしているな。」と感じたら少し休憩してみましょう。
休憩してから、また頑張ればいいのです。
2．私が少し我慢すれば…
2つ目は「私が少し我慢すれば…」です。
あなたの我慢は本当に必要なのでしょうか？
あなたが我慢して得ることができるものは何でしょうか？
どうしても我慢が必要なときはあると思います。
しかし、いつも自分を押さえて我慢している状態になっている場合、
常に我慢し続けていることになりますよね。
小さなことでも我慢が続くことでストレスを蓄積し、
大きなストレス源となってしまうかもしれません。
他の人のことを考えることは大事、自分のことを考えることは大事。
どちらも同じくらい大事です。
3．嫌なことでも頼られたら断らない
3つめは「嫌なことでも頼まれたら断らない」です。
誰かに頼られることってとっても嬉しいことです。
しかし、頼まれたら嫌なことでも引き受けていたり
気が進まないことでも引き受けている、なんてことありませんか？
これは2つめにご紹介した我慢にもつながる部分がありますね。
あなたの気持ちを押し殺して、
我慢してまで引き受ける必要があることなのでしょうか？
あなたの気持ちはどうなんでしょうか？
頼まれたことが嫌なことのときでも
相手の要望をそのまま受け入れ、引き受けてしまうことは
自分の気持ちをを犠牲にしていることとなりますよね。
まとめ
本記事では自己犠牲となっているかもしれない思考パターンを3つ
1．私が頑張れば大丈夫！！
2．私が少し我慢すれば…
3．嫌なことでも頼られたら断らない
をについて、お伝えしました。
体と心の健康があってこそ、健康といえます。
自己犠牲を続けることは、心の健康にヒビが入り崩れてしまうリスクを高めることに繋がります。
みなさんが、自己犠牲によって心や身体を壊してしまう前に、
少しでも早く気がつきますように。
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