2023年も4月が明日でおわり。
大型連休に入っている方のもいらっしゃるようですね。
4月から新生活がはじまった人や、社会人の方は4月の部署異動などで
環境がガラッと変化した人もいらっしゃるかと思います。
そんな中、昇進ではじめて部下をもつという状況の方もいるのではないでしょうか。
「はじめて部下をもつけれど自分でも上司として接することができるだろうか?」
「はじめての部下との接し方が分からない。」
そんなお悩みに向けて発信をしようと思います。
私は、はじめて部下と接する時とても戸惑いがありました。
仕事を教えることはできても
”指示をする・指摘をする・注意をする”ことが本当に苦手で...
苦手を少しでも解消するために
たくさんの本・記事を読み実践しました。
その中で効果があったものについて
今回ご紹介していこうと思います。
内向的なあなたが上司として初めての部下と接する3つのポイント
はじめて部下をもち、自分が上司として接することは
数年間、会社に勤めている場合は多くの人が経験することかと思います。
会社・部署によって、上司・部下の関係性はすこし異なるかもしれません。
しかし、どんな会社でも、どんな仕事でも、
業務を進めていくにあたって上司・部下の関係性は非常に重要です。
上司・部下の関係性って結局のところ「人間関係」ですからね。
そんな上司・部下の人間関係において
内向的な性格の人がはじめて部下と接するときに
心がけてほしいポイントを3つに絞りました。
1.部下の話を聴く
1つ目は「部下の話を聴く」です。
これは当たり前だと思われる方もいらっしゃるかもしれませんね。
しかし、上司として部下に指示をだしたり、
進捗状況を確認したりするときに部下の話を聴けていますか?
指示を出す時は、
業務内容・スケジュール・業務の進め方の説明を上司側から話します。
この時、説明を聞いたあとの部下の話を聴けているでしょうか?
進捗状況の確認は、
上司から部下に質問をして部下に回答をしてもらうかと思います。
確認のあと、上司側から一方的に指示をだしたり
アドバイスをしたりしてしまっていませんか?
これらのことは、私が最初に部下と接する時にやってしまっていた行動です。
私は部下の話をまったく聴けていませんでした。
「指示出しや進捗管理を私が頑張らないといけない」
と必死になっていたんですね。
自分が部下として上司と接することを考えた時、
「もしこの頃の私が自分の上司だとしたら…」
と考えると、仕事しにくい上司だなと思ったことでしょう。
この頃の部下には申し訳ないことをしたと思います…
部下の話を聴けていないなと思ってから、
少しずつ質問することを増やし部下の意見や考えを聴くことを増やしていきました。
その行動をとっていくことで
部下との関係性が良い方向へと変わっていきました。
部下も一人の「人」です。考えたことや伝えたいことがあります。
部下のタイプによっては積極的に話してくれるかもしれませんが、
そうでないタイプの場合は、上司側から積極的に話を聴いていく必要があります。
2.部下に任せてみる
2つ目のポイントは「部下に任せてみる」です。
内向的な方、とくに責任感が強い方は
これがなかなかの難題なのです。
自分が業務の作業者として進めていた時は
自分のことなので業務状況が把握できます。
そして、部下に作業指示をだすということは
部下に業務を進めてもらうので、進捗状況がいちいち気になることかと思います。
ですが、気になったことをすべて質問していたら時間がかかります。
なので、一旦は部下に仕事を任せてみることをポイントとしてあげています。
私は上司として部下に仕事を任せる時
部下の仕事に干渉しすぎたことがあります。
その結果、部下自身で考えて業務を進められなくなり
部下は私の指示がないと仕事ができない状態になってしまいました。
少しの間、共依存的な関係性に陥ったのです。
共依存とは自分と相手がお互いに依存状態にあることをいいます。
これは私も部下もしんどい状態であり
そしてなかなか解決することが難しい問題でした。
私はこのままでは良くないと思い
部下への過干渉をやめることを決意しました。
実際に行動したことは以下の3つです。
・なるべく声を掛けない
・部下から声がかかるまで待つ
・毎日の進捗確認をを週2回に減らす
簡単にできるようで、私にとっては難しい課題でしたが
部下は少しづつ自分で考え、業務を進めてくれるようになりました。
部下に任せてみるのは怖い部分もあります。
自分ではないため、簡単にコントロールすることはできませんから。
しかし、勇気をもって部下に任せてみることは、
上司にとっても部下にとっても、大切なことなのです。
3.部下が知らないことや分からないところはフォローを
3つ目は「部下が知らないことや分からないところはフォローを」です。
部下が知らないことや分からないことは質問をしてくると思いますので、
適宜フォローしましょう。
質問が苦手な部下の場合は
1つめのポイント「部下の話を聴く」をこまめに行い、
分からないところを聞き出す必要がありますね。
部下が悩んでいて作業が止まってしまう、
なんてことがあると上司である、あなたも困りますよね?
そこは上司として部下の作業をフォローしてあげることが大切かと思います。
まとめ
本記事では内向的な性格の人がはじめて部下として接するときに
心がけてほしいポイント3つ
1.部下の話を聴く
2.部下に任せてみる
3.知らないことや分からないところはフォローを
をについて、お伝えしました
だれでも、はじめてのことは不安や緊張がありますが、
経験をしていくにつれ、だんだんと分かってくることが増えます。
上司と部下の関係性も、はじめはうまくいかないかもしれませんが
自分から変わること、接し方を変えることで関係性が変わってくると思います。
ぜひ、はじめて部下を指導する方は本記事のポイントを参考にしてみてくださいね。
別記事では同僚への頼み方のポイントなど、職場の人間関係について
お役立ち情報を随時発信していますので、そちらも合わせてチェックしてみてくださいね。


