6日のニューヨーク株式市場のダウ工業株平均は2日連続で下落した. 終値は前日比55.78ドル(0.45%)安い1万2359.92ドルだった. ユーロ相場が対円や対ドルで大幅に下落したほか、イタリア国債の流通利回りが高止まりしていることなどから、欧州経済への不安が深まった. 同日発表された昨年12月の米雇用統計は、非農業部門の就業者数が市場予想を超えて増加. 失業率も前月より0.2ポイント低い8.5%に下がった. しかし12月は年末商戦で臨時の雇用増があり、1月には再び職が失われるとの見方もあり、株式相場を押し上げる要因にはならなかった. (ニューヨーク=山川一基). 気象庁は20日、本州南側を進む低気圧の影響で、関東地方で非常に強い風が吹くところがあるとして、高波への警戒を呼びかけた. 関東の平野部で大雪の恐れはなくなったものの、一部では21日にかけて降雪が続くという. 同庁によると、20日夜から21日にかけて関東の太平洋側や伊豆諸島で5~6メートルの高波になる恐れがある. また、21日午後6時までの24時間降雪量は多いところで、甲信で10センチ、関東の山沿いで10センチ、関東平野部で3センチ程度になる見込みだという. 5日のニューヨーク株式市場は、米景気への先行き不安がやや和らぎ、大企業で構成するダウ工業株平均は5営業日ぶりに反発した. 終値は、前日より26.49ドル(0.22%)高い1万2127.95ドルで取引を終えた. ハイテク株が主体のナスダック市場の総合指数は、前日より18.10ポイント(0.66%)高い2778.11だった. (ロサンゼルス=畑中徹).