レッスン1からだいぶあいちゃったけど
今日は皮膚について勉強しましょう
■ 皮膚
皮膚は、大別すると表皮、真皮、皮下組織の3層から成り立っています。
表皮と真皮を合わせた厚さは平均すると1.4mm程度の厚さで、
表皮だけでいうとわずか0.2mmという薄さです。
これほど薄い器官ではありますが、人間の様々な環境の中で生きていく上では、
欠かせない役割を果たしています。
■ 皮溝と皮丘
皮膚表面は溝が不規則に入っていて、無臭の小さな三角形やひし形を形成しています。その溝のことを皮溝、逆に盛り上がっている部分を皮丘といいます。
■ 肌理
皮膚表面の不規則な三角形やひし形のひとつひとつを皮野といい、まとめて肌理とよんでいます。
■ 汗孔と毛孔
皮溝の交差部分に毛孔、皮丘のほぼ中心に汗孔があります。
■ 表皮
皮膚の最も表側の層で、下から順に基底層、有棘層、顆粒層、透明層、角質層の5層に分かれています。
基底層で新たにつくられた細胞は、上方へと押し上げられているにしたがって徐々に扁平化し、最後には角質層として体表のバリアーとなり、最終的には垢となって皮膚表面から剥がれていきます。
この一連の角化作用の流れをターンオーバーといい、その周期は、約28日間といわれています。
美しい肌を保つためには、ターンオーバーが正常に行われることが重要です。
■ 角質層
表皮細胞の最終地点で、核を失った、薄い板状の角質細胞が積み重なっています。角質層は外気に触れる部分で、様々な外的刺激から表皮細胞や真皮部分を保護する働きがあります。
また、N・M・F(ナチュラル モイスチュアライジング ファクター)と呼ばれる自然保湿因子や細胞間脂質、皮脂膜などでうるおいを保っています。
■ 透明層
手のひら、足の裏にだけあります。
■ 顆粒層
基底層から約2週間で顆粒細胞となります。ケラトヒアリンという顆粒をもち、紫外線や外部の侵入物から肌を守る抵抗力を備えています。
■ 有棘層
ここで細胞は棘をもった細胞となり、まるでてをつなぎ合うかの様に細胞同士が情報交換しあい、連携しています。
■ 基底層
表皮最下層にあり、1層の並んだ円柱状の基底細胞が棚状に並んでいます。基底細胞8~10にひとつの割合でメラノサイト(色素変形細胞)が存在しています。
基底細胞は、新しい細胞をつくる役目、メラノサイトは、メラニンを合成運搬する役目をもっています。
今日はコレくらいで
難しい漢字ばかりですが赤字はテストにでますよ