時は経ち、今はすでに2024年!

 

母のことはなかなか書けないので、とにかく箇条書きでも良いので一応ここに残しておこうかな、

と思います

 

ケアマネさんはとても良い人なのだけど、私が日本に行く前に色々言われたことで

がーん、ときてしまう事がいくつかあって・・・

 

ドライアイスはたいだい1万円〜1万5千円x日数となるそうです、とか

一つの方法として、エンバーミング方法があるそうです

血液を全て抜き腐敗液を入れて保存する事で、何週間か人により何ヶ月か保存ができるそうです

エンバーミングを行う業者に依頼して直接病院に取りに行ってもらいます

 

遺体になった母を誰か他の人が「取りに行く」とか

体の血液全部抜くとか

 

ケアマネさんとて、ただ現実としてこうですよ、と言うことを教えて下さってるので

感謝しなくてはいけないんだろうけど、とにかくこのラインのメッセージを見た時は、目の前がまっくらになり体の力が抜けました

 

とにかく今すぐ日本に行かなくては!!!

考えることはそれのみでした

 

飛ぶ3日前にやっとJALがWaitlistをクリアーしてくれて

すぐにPCR検査

飛ぶ2日前に自分の2度目のワクチン接種

飛ぶ前日にPCRの結果がわかり、すぐにスーツケース詰める

で、ガラガラに空いてる飛行機で成田まで行って

空港で、立って移動して座ってまた立って移動して、みたいなことを何度も何度もやって

それでも2時間後ぐらいには成田を後にして、予約してあったタクシーに飛び乗り

八王子に向かいました

悲しいことに、家には誰も居ないのでまさに「自宅謹慎」ができ、今回はホテルには泊まらずに済みました

 

おそらく母はこの家には戻っては来ない・・・・・

 

しかしタブレット面会では、母は私がどこにいるのか? precise locationまではわからないような気がする

病院のポリシーとは言え、せめて最後に手ぐらい握れたら良かったのに・・・・

2024年になった今まで、コロナの陽性になったことは一度もない私なので

このことはいつまでも考えてしまいます

そして、逆のことだけど、アマゾン(アレクサ)への感謝もいつまでも忘れないワ

 

私が日本に着いてすぐに「あと1ヶ月ぐらいですかね」と医者が言った通り

母は9月に入ってすぐに亡くなりました

 

そのあとはご存じの通り、とにかくやる事が多い

でも幸い、私は「元日本人=日本人の配偶者など=の外国籍」で、今は中期滞在の在留カードをもらっているので

住民票は母を筆頭に

と3人で入っていて

 

住所が母と一緒なので、怪しまれる事もなく、全ての事が順調に進みました

1つだけ外国籍の私ができなかった事は:

 

母の年金を止める事

 

家の旦那が「止められないんだったらそのままもらっとけば」みたいな事を言ってて、いかにもアメリカ人が言いそうな事、と笑いそうになりましたが

ほんとに!どうしろと?と言いたくなりました・・・・

だって母はもう亡くなったので年金はもらう必要ないんですよ?

なのに正真正銘な娘の私がその手続き出来ないって一体・・・

 

年金事務所の人も困っていました

(日本の政府の古臭いシステムを変える必要がありますよね、とは思ったけど、口には出せません)

 

そして結局

日本国籍である私の妹がその手続きをすれば良い!と言う結果になりましたが

妹はペンを持つ事はおろか、字なんか絶対に書けません

ここではっきりと書くのは気が引けるので、書きませんが

結局は「年金の支払いを止めて下さい願い」みたいな物を”郵送”してこの件は事なきを得ました

 

1つだけ言える事は

日本のシステムは古臭くて本当にHelplessですが、それに携わっている行政のみなさんが

とても親切で私の立場を理解して、ああすれば良い、こうすれば良いと色々考えて下さり

それには大変感謝していますが、そういう時間とか労力がすごく無駄になっているのでは?

と私はいつも考えてしまいます・・・

 

最後に住民票について:

母亡き後、世帯主は誰になるんだろう?
私がなるよりも、日本国籍である妹が世帯主になる方が都合が良いのかな?

などと考えていたのですが

長女の私が「勝手に」世帯主になっていましたびっくり

なるほど、そういうものなのね