
瞬またたき / 2010年日
河原れんの同名小説の映画化。恋人淳一とバイクに乗っていたときの不慮の事故。彼は亡くなり、ひとり遺された泉美。事故の記憶を失った泉美は、失意の日々を送っていた。あの事故の日。そのとき何が起こったのか、その真相を知るために、心の痛みに苦む泉美。偶然知り合った弁護士真希子の助けを借りながら失われた記憶をたどる。
泣ける作品として、評価の高い小説の映画化ということで、その主演には今注目の若手俳優を起用。今や引っ張りだこの北川景子と岡田将生の共演となれば、美しいラブストーリーを観ることができる!と、かなり期待。が…フタを開けてみると、錚々たるキャスティングの割には、最初から最後まで、息苦しい作品でした。ありがち過ぎるストーリー展開と、謎とされる事故の真相は、やっぱりね…的な。そして、ありえないでしょ。みたいな…私が冷たいんですかね。何だか、エンディングでサメザメしていましたよ。私。
花屋に勤める事故の後遺症に悩む泉美に北川景子。大好きだった彼と観た、美しい桜の景色の先には、悲しい別れ。そして、その時何が起きたのか、記憶を失ってしまったため、自分を責める苦しい日々。大切な人を失って、失意のどん底に打ちひしがれていて、本当に気の毒なのだけど、いざその真相を知ろうと決心をした時、とてつもない行動力を発揮するのですよねぇある意味、凄いです!全体を通して、メルヘンな雰囲気いっぱいで、北川さんの持っている素敵な雰囲気がかき消されているようで勿体なくも感じました。
そして、その恋人淳一には岡田将生。彼の出演は、ほぼ回想のシーンだったので、あまり台詞もないし、イメージ的な印象ばかり。個人的に…がっかり要素。せっかくベタなストーリー展開なのだから、もっと、彼らのシアワセだった頃のシーンなどを映し出して欲しかったです。それに引き換え、事故のシーン…リアルすぎて、カワイソ過ぎ…
泉美の記憶の糸を一緒に手繰ることになった、弁護士桐野真希子には大塚寧々。凛とした雰囲気と、ピンと緊張感のような要素を作品に加えてくれています。彼女もまた、悲しい現実を抱えて生きている人なのですが、泉美と相対して、ひとりで強く生きていこうとする姿に、勇気をもらえます。
この作品を作るに当たって、想定した観客の年齢層は、10代から20代なんでしょうか?あまりにも、少女マンガ的な、ご都合良過ぎな展開に、早く終わらないかな…なんて、残念ながら思ってしまいました。小説では、もしかしたら、もっと想像力を膨らませることが出来て、泉美と淳一の純愛的要素を垣間見れたのかもしれません。
最近、出づっぱりの岡田将生。すごーく好きな若手俳優さんですけど、コレだ!的なハマり役に出会ってないような…一番『ホノカアボーイ』のレオが私はスキ。同じく北川景子も然り。敢えて言うなら、『ハンサム・スーツ』かなぁ
余談。菅井きんさん。久しぶりに観ました。まだ、お元気なんですね…かなりお年を召してましたが…この作品。芸能事務所スターダストのプロモーション映画にしか思えなかったんですけど、どうなんでしょうね。
監督 磯村一路
製作総指揮 -
原作 河原れん
音楽 渡辺俊幸
脚本 磯村一路
出演 北川景子、大塚寧々、岡田将生、清水美沙、森下能幸、ジョニー吉長、菅井きん
http://info.movies.yahoo.co.jp/detail/tymv/id336304/
製作総指揮 -
原作 河原れん
音楽 渡辺俊幸
脚本 磯村一路
出演 北川景子、大塚寧々、岡田将生、清水美沙、森下能幸、ジョニー吉長、菅井きん
http://info.movies.yahoo.co.jp/detail/tymv/id336304/