HACHI 約束の犬 / 2008年米 | TDR&MOVIE

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HACHI 約束の犬 / Hachiko: A Dog's Story

アメリカ郊外のベッドリッジ駅。プラットホームに迷い込んだ一匹の子犬。
偶然、その子犬を見つけた大学教授のパーカー。その愛らしい子犬を見捨てることなど出来ず、家に連れ帰る。
妻ケイトの反対をよそに、その子犬を飼うことにするパーカー。
首輪には漢字で「八」の文字。彼はその犬を「ハチ」と名づけ、愛情いっぱいに育てる。
主人パーカーに忠実な「ハチ」。いつしか「ハチ」は、毎日のようにパーカーを駅まで迎えに来るようになる。

邦画の良作をリメイク付いている、リチャード・ギアが最新作として選んだ題材は<忠犬「ハチ公」>。
知らぬ人は居ないというくらい、有名な秋田犬「ハチ公」がハリウッドへ~
20年位前に仲代達也主演で映画化された作品をどこまでハリウッドが上手に仕上げられるかが見所のひとつ。
その、日本版を丁度最近地上波で放送されたので観たのですけど…
時代がそうさせたから仕方がないとは言え、「ハチ」が不憫で不憫で…
Wikiとか観ると、最期はあまりにも哀れで、本当にかわいそうなのですよねぇ
そういう意味では、日本版は観ていられないエンディングを迎えたのでした。

ただ主人を待っているだけの「ハチ」をどう描くかで、今作品の良し悪しが決まるといっても過言ではない…
と、観にいきましたが…私はハリウッド版の方が好きでした♪
そして、映画を観てあまり泣けない私が、思いがけずホロリきましたよ…
飼い主のリチャード・ギア演じる教授が亡くなってからの流れは、強引なところもありましたけど、
ただ、待っている・・・それを描くには十分だったと思います。
なぜ、ハチは主人パーカーを待っているのか?なんて疑問は皆無だからです。
それから、主人と「ハチ」の絆だけでなく、そこからパーカー一家の繋がりまでも描く辺りはとても感動的でした。

日本版では、後半の描き方が受け付けなかった私ですけど…こちらは、上手い具合にまとめてきましたよ。
主人を亡くした「ハチ」をそっと見守る、パーカーにまつわる人々の温かさ。
せりふなど多くなく、雰囲気とその表情だけで、彼らの心がスクリーンから伝わって来ました。
「ハチ」に対してしてあげられることは、ただ遠くから見守ること。それでいいのです。
新聞に取り上げられたりの汲んだりは、さらっと流されていました。
この辺りを細かく描いてしまうと、いかにもお涙頂戴になっちゃうので、あのくらいでよかったのかも。

字幕版で観たので、パーカーの朋友?のケンが、日本語で「ハチ」に語りかけるシーンでは、
ここに、すべてが集約されている!とすら、思えたのでした。
「ハチ」を洋犬でなく、ちゃんと<秋田犬>を使ったところもよいですねぇ
日本の犬の持つ、独特の凛々しさや、賢さ、可愛らしさが十分出ていました。
そして、主人に忠実であること…のひとつに、ボール遊びというところで表したところもよかったと思います。
ただ、「ハチ」の目線…は、要らなかったかな。

リチャード・ギアが日本に対して、とても親愛の情を示しているのがよくわかる作品。
細かな表現の突っ込みどころは色々ありながらも、とてもいい作品だと思いました。
心をさらりキレイにして観ると、感動できると思います。

監督 ラッセ・ハルストレム
製作総指揮 ジム・セイベル 、ポール・メイソン 、ジェフ・アッバリー 、ジュリア・ブラックマン
原作 -
音楽 ジャン・A・P・カズマレック
脚本 スティーヴン・P・リンゼイ
出演 リチャード・ギア、ジョーン・アレン、サラ・ローマー、ケイリー=ヒロユキ・タガワ、ジェイソン・アレクサンダー、エリック・アヴァリ、ダヴェニア・マクファデン
上映時間 93分
http://info.movies.yahoo.co.jp/detail/tymv/id332771/