オーストラリア / 2008年米 | TDR&MOVIE

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オーストラリア / AUSTRALIA

遠くイギリスロンドンから、夫を訪ねて来たサラ・アシュレイ。
しかし、再会した夫は、帰らぬ姿だった。
夫の遺した広大な土地と、牛1500頭を受けついたアシュレイは、
カウボーイ・ドローヴァーと共に、ダーウィンのオーストラリア軍に売るため、
9000キロという長い道のりを旅することとなる。
過酷な道のりを行くも、土地の買収をたくらむカーニーの陰謀により、様々な障害に遭う。
反発しつつも、心を通わせていくアシュレイとドローヴァー。
そして、母を亡くし悲しみに沈む混血児ナラに、アシュレイは母性に目覚める。

スクリーンいっぱいの美しく、壮大なオーストラリアの大地。
主演のふたりの美しさに惹き込まれ、このふたりがどういう過程で愛し合うようになるのか♡
なんて、ワクワクしながら観始めました。
冒頭は、ちょっと笑いもあったりで、なかなか面白い雰囲気いっぱいなのですけどねぇ
悪い人!が出てきてからは、ムカムカしてきちゃった私。
なんか…ひどい!理不尽な出来事がいっぱいで、悲しいを通り越して、怒りさえ!
そんな中、混血児のナラの澄んだ瞳に、これからの展開がハッピーエンドでありますように!
と思い、観続けました。

バズラーマン監督作品ということで、娯楽大作であると信じていたら、
どうやら今回は少し様子が違うようでした。
オーストラリアという国が辿った事実を描きつつ、ラブロマンスもそしてアドベンチャー的要素も…
ちょっと、ある意味欲張りすぎな感も否めませんでした。
観終わって、あ~いい映画だった!って、素直に言えない私が居ましたね…

それぞれの国の歴史には、それぞれに民族問題、残虐・非道な虐殺があったりするわけですが、
オーストラリアもそのひとつであったことを、この作品で知ることが出来ました。
あまり、多くを語っていませんでしたが、間違いなく、原住民アボリジニに対して行った
残虐非道な事実があったようです。
この主人公の女性が、アボリジニとのハーフである少年を守ることで、
美化しているように思ったりもしましたが…
そして、土地を奪い合う、権力者の醜い姿。そのおこぼれに貪りつく、イヤらしい輩。
広大な美しい大地と美男美女のカップル…そこに、観ていて虫唾が走るエピソード。
盛り上げて落として!の繰り返しに、途中疲れも…実際上映時間も長いのですが…

ラブロマンス的映画を描きたかったのか?それともオーストラリアの歴史を描きたかったのか?
もしくは、アボリジニがどういった扱いを受けてきたのか?
更に、アボリジニとして生まれた子はどういう成長過程を辿るのか?
などなど、何だか焦点の定まらない作品に感じてなりませんでした。
もしくは深く考えないで観れば、楽しめる作品かもです。

ニコール・キッドマンとヒュー・ジャックマンのラブロマンスを観に行ったつもりが、
アボリジニとのハーフの少年の成長を観る映画となりました。
悪くない作品だと思っていたのに、こうしてレビューを書き出したら、毒吐きまくりですね…汗
もう、ニコール・キッドマンでは、お客さんは呼べないのかも…
実際、私が観に行ったとき、30人くらいしか観ていなかったもの…
600人くらい入れる劇場だったのに…

監督 バズ・ラーマン
製作総指揮 -
原作 -
音楽 デヴィッド・ハーシュフェルダー
脚本 バズ・ラーマン 、スチュアート・ビーティー 、ロナルド・ハーウッド 、リチャード・フラナガン
出演 ニコール・キッドマン、ヒュー・ジャックマン、デヴィッド・ウェンハム、ブライアン・ブラウン、 ジャック・トンプソン、デヴィッド・ガルピリル、ブランドン・ウォルターズ
上映時間 165分
http://info.movies.yahoo.co.jp/detail/tymv/id331364/