エレジー / 2008年米 | TDR&MOVIE

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Elegy / 2008年米

自由な恋愛を信条として生きてきた、大学教授のデヴィッド。
教え子である魅力的な女性コンスエラに対し、教え子以上の感情を抱く。
自分の欲望を満たすだけのつもりが、いつしか彼女の虜になり、自らの信条をも覆してしまうほど溺れていく。
欲望と嫉妬の狭間の中、老いていく自分…若いコンスエラがいつしか自分から離れていってしまうであろうという孤独感…
そんな不安にもがき苦しむデヴィッドに対し、同等の恋愛感を抱くコンスエラ。
身体だけの関係でなく、いつしか本当に愛し合いお互いを必要としたふたりに訪れる、現実とは…

とても大人な作品でした。
美しい映像と、そして、視線だけの会話。
ふたりの静かな時間が流れ、そこにはピアノとチェロの音色が流れるだけ…

劇中、「まるで、芸術品のようだ」という、ペペネロペ実年齢35歳くらい?の見事な裸体!
すごく美しい!
一応、学生で、デヴィットとコンスエラは30歳の年の差とあるけれど、20代後半の設定なのでしょうね、素敵に演じていました。
デヴィット役のベン・キングズレーも、65歳くらい?結構いい身体しているのですよねぇ
オッサンのいやらしい感じがないのは、イギリス系だからでしょうか?
大学教授役という、紳士的イメージが強いからなのかも。

そして、デヴィッドの友人ジョージ役のデニス・ホッパーが、とてもいい感じでした。
ところどころ、まるでカウンセラーの如く登場で、デヴィットが心の内をさらけ出します。
デヴィットの女々しさみたいな部分が引き出されて、この作品の悲しくも切ない部分を上手く表現していました。

だいたい、こういった作品では、誰かに感情移入をして観がちなのだけど…
不思議とこの作品では誰の立場にも立てなくて、微妙な印象のまま、ラストを迎えてしまいました。
なので、ちょっと、もやっとした気分に…
ただ、この手のタイプの作品は、とても好きなので、最後まで興味深く観ることができました。

本当に自分がいつもそばに居たい人は?そばに居てほしい人は?
自分が愛した人に、何を思っていて欲しいのか…そんなことを、思った作品でした。

監督 イザベル・コイシェ
製作総指揮 エリック・リード
原作 フィリップ・ロス
音楽 -
脚本 ニコラス・メイヤー
出演 ペネロペ・クルス、ベン・キングズレー、パトリシア・クラークソン、デニス・ホッパー、ピーター・サースガード、デボラ・ハリー
上映時間 112分
http://info.movies.yahoo.co.jp/detail/tymv/id332037/