綴り字のシーズン / 2005年米 | TDR&MOVIE

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綴り字のシーズン / BEE SEASON

日本人には馴染みのない、「スペリングコンテスト」。
その文字の並びに、奥深いものがあり、その言葉には必ず元となる言葉が隠されている。
心を集中することにより、知らない言葉をも綴ることができてしまう才能を持った少女。
そして、その才能が開花した時、家族のバランスが崩れてしまう…

そしてもうひとつ、「宗教」。
ひとそれぞれの「宗教」に対する考え方と、価値観の違い。
何を信じるか、何を信じたいかで、家族のつながりにも影響を大きく及ぼす。

静かでゆっくりとした流れを感じる映像。
幻想的なシーンをCGで上手く表現していたり、宗教の神秘的な雰囲気を音楽と映像だけで表したり…
キラキラと光る万華鏡の奥に見えるもので、何か手に届かないものを表現したり。
全体的に、やわらかな雰囲気がかもし出されていて、とてもふわふわとした感覚に。

劇中「壊れたものは必ず元に戻る」と言う言葉が出てくるのだけれど…
事によっては、ありえないと思う。
この世のすべての事が修復できるものであれば、今のような世の中はありえないから。
そんな言葉は、きれいごとに過ぎない。

家族の中でも、本当の心の内を明かせない、それでもその心の内を明かしたい。
そういうサインを、如何に誰かが気づいてあげられるかは、なかなか難しいもの。
どんなに親しい関係であっても、本当の心の内と言うものは、本人にしかわからないものだから。
それでも、家族と言うものは、そういった微妙なバランスを上手に取ることが出来るからこそ
家族なのかなと。

この作品、あまり評判が良くないようですが、原作あっての映画なので、仕方ないのではないのかなぁ。
私は、かなり好きなタイプの作品であったのだけど。

監督 スコット・マクギー 、デヴィッド・シーゲル
製作総指揮 ジョシュア・デイトン 、アーノン・ミルチャン 、ペギー・ラジェスキー 、マーク・ロマネク
原作 マイラ・ゴールドバーグ
脚本 ナオミ・フォナー・ギレンホール
音楽 ピーター・ナシェル
出演 リチャード・ギア 、ジュリエット・ビノシュ 、フローラ・クロス 、マックス・ミンゲラ 、ケイト・ボスワース
上映時間 105分
http://moviessearch.yahoo.co.jp/detail/tydt/id323419/