パフューム ある人殺しの物語 / 独、仏、西班牙 | TDR&MOVIE

イメージ 1

パフューム ある人殺しの物語 / PERFUME: THE STORY OF A MURDERER

なんと、表現していいのか…
グロテスクでいて、美しく、そして官能的で、それでいて物悲しい。
冒頭のシーンの、あまりのインパクトに、このまま観ていいのか、止めるべきなのか戸惑うような…
あまりにもに切ない。
なぜ、この世に生を受けたのか探す旅のようでもあり、生まれてきた意味を、身を持って見つけるような、
そんな自分探しのような、物語でした。

絶対的な嗅覚を生まれながらにして備え、その使い道がわからぬまま、何年も過ごし、
そして、その才能を、生かすべきか殺すべきか…
人の死さえも、神から与えられた才能が為に、その罪をも罪とも感じなくなってしまう、
ある意味、人間的発想を超越してしまう、危険な才能。

現代でいうところの、「ニオイフェチ」的なところもあり、そしてストーカーチックでもある。
その罪を、罪とも思わない、純粋無垢な少年が、殺人よって、カリスマ的存在になり、
誰からも崇拝されることにより、その命を捧げてしまう。

すべての人が、その欲求を満たすことによって、秩序が乱れ、誰しもそうなりたいという願望で
満ち溢れた時、人は自ら破滅の道をたどる。

『花の都パリ』なんて、誰が言ったのか、この映画を観ると、いかにその昔パリが腐敗してた街で
あったと言うことがわかる、微妙な結末の映画でした。
如何に、今の時代が、幸せに満ち溢れ平和で満ち溢れているかを、感じ取れるような、
そんな映画でした、

監督 トム・ティクヴァ
製作総指揮 フリオ・フェルナンデス 、アンディ・グロッシュ 、サミュエル・ハディダ 、マヌエル・マーレ 、マーティン・モスコウィック 、アンドレアス・シュミット
原作 パトリック・ジュースキント
脚本 トム・ティクヴァ 、アンドリュー・バーキン 、ベルント・アイヒンガー
音楽 トム・ティクヴァ 、ジョニー・クリメック 、ラインホルト・ハイル
出演 ベン・ウィショー 、ダスティン・ホフマン 、アラン・リックマン 、レイチェル・ハード=ウッド 、アンドレス・エレーラ 、サイモン・チャンドラー 、デヴィッド・コールダー 、カロリーネ・ヘルフルト
上映時間 147分
http://moviessearch.yahoo.co.jp/detail/tydt/id326062/
http://streaming.yahoo.co.jp/p/t/00073/v01045/