ハチミツとクローバー / 2006年日

原作は、コーラスという雑誌に連載されているマンガ、「ハチミツとクローバー」。
原作者は羽海野チカさん。

原作は読んだことがなかったのだけど、予告編を観た時、独特の空気感がただよっていて、
とても惹かれたのでした。
上映館が少なく、もしかしたら、DVDかなぁ～と、思っていたのだけど、タイミングよく観ることが出来ました。

そして、感想はというと…
かなり、期待して観たからなのか、ちょっと盛り上がりに欠けて、なんとなく終わってしまったという感じ。
半分くらいまでは、みんなそれぞれの片思いが切なくて、ドキドキして観ていたのだけど、
途中から、もどかしさを通り越し…もう、諦めて友達で居た方が楽なんじゃないかと、
ちょっと、冷たい思いを持ったりしてしまったです。

原作のキャラクターがどういうタイプなのか、どこまで忠実なのかがわからないのですが、
何も知らない方が、映画版として独立して観ることが出来てヨカッタのかな。
私的には、主役？の3人よりも、関めぐみ演じると山田あゆみと境雅人演じる、先生・花本修司、
加瀬亮演じる、真山巧がヨカッタなぁ

全体的に、ふんわりと、そして淡々と進んでいくストーリー。
もうちょっと最後に盛り上がりが欲しかったかな。
それから、劇中に出てくる作品。
もっと印象付けられるような作品が1つ出て来てくれればなぁと、思ったのでした。
でも、暴力とかテロとかがなく、いわゆるハリウッド系にはない、ほのぼのストーリーはよかったと思います。

ラストのスピッツの主題歌「魔法のコトバ」が、とても映画に合っていると思いました。

監督：高田雅博
製作総指揮：－
原作：－
脚本：河原雅彦、高田雅博
音楽：菅野よう子
出演：櫻井翔、伊勢谷友介、蒼井優、加瀬亮、関めぐみ
上映時間：116分
http://moviessearch.yahoo.co.jp/detail/tydt/id323400/
公式HP
http://hachikuro.jp/