■ MVPインターナショナル ~出産編~②
この秋から発信しておりますMAMA'S VOICE PROJECT
現役ママのリアルな声を聞かせてもらうべく
色んな方にインタビューさせて頂いているのですが、
今回は少し視点をグローバルにということで
アメリカはオレゴン州にお住まいのK.Sさんに
お話を聞かせて頂いています。
■ MVPインターナショナル ~出産編~①はこちら↓
http://ameblo.jp/breadqueserasera/entry-10175100694.html___________________________
 では次に、実際の出産に関して
日本とアメリカで違いがあったら教えていただけますか?
 はい。ではまた分かりやすく区分けしてお話しますね。
【分娩方法】
アメリカでは7~8割が無痛分娩を選択するそうです。
もちろん私も無痛分娩を選択。なにせ、痛みに弱いもので・・・
最初から無痛分娩を希望していました。
【入院期間】
帝王切開などの場合でなければ、産後は1泊2日での退院が
普通のようです。私の場合は息子の黄疸の様子をみるために
2泊3日でした。
 ちなみに私の場合(日本の場合?)
帝王切開だったので1週間入院しましたが、
そうでない場合でも平均5日くらいは入院です。
そういった意味では、1泊2日という入院期間で
母体の体力的にはどうなのか気になりますが・・・
そこらへんはどうなのですか?
 多少、無痛分娩ってところはあるかもしれませんね。
ただ、かなりの体力消耗はあったと思いますよ。
産後、先生から
「お腹空いたでしょ?何が食べたい?
ハンバーガー?ターキーサンドウィッチ?
好きなものを言ってね!」
   と言われ、一緒にいた主人と顔を見合わせてしまったけれど(笑)
結局、ターキーのサンドウィッチを完食後
息子を横に抱きながら寝ちゃいましたから・・。
 産後にターキーサンドウィッチっていうのはスゴイですね(笑)
 そうですね(笑) 
続いて【退院の許可】についてですが・・・
日本では産科の先生が、産婦も赤ちゃんもチェックして退院になると
思うのですが、アメリカでは産婦は産科医、赤ちゃんは小児科医が
退院のチェックするんですよ。
【検診代などの費用】
アメリカでは公的な保険制度がないので自分たちで加入するんです。
   したがって自分たちの負担額は各々違うんですね。
仮に保険に加入できない場合、
   こちらでの出産は250万前後かかったと思いますよ。
実は私たちフライングしてしまって、
妊娠前半は全額自己負担だったんですよ(汗)
 保険のことも子供ができたら(できる前から?)
確認しておいたほうが良さそうですね。
では、出産編の最後の質問になりますが・・・
なぜ日本に帰国して出産ではなく、
アメリカで産もうと思われたか
なにか理由があったら教えていただけますか?
 私の場合、こんな理由からアメリカでの出産を決めました。
  
 出産直後から家族揃っていられるということ
  
 実母が手伝いにきてくれるということ
  
 生まれてくるわが子にアメリカと日本の国籍を持たせたかったこと
(現時点では、日本は重国籍を認めていないため、
22歳に達するまでにいずれかを選択しなければいけないのですが・・)
  
 日本語を話すことができる女性の産科医がいたこと 
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なるほど!!出産ひとつとっても、
日本とアメリカではこんなにも違うんですね!!
ただ異国で出産する場合には
イチにもニにも情報が大事という印象を受けました。
きっと育児に関しても同じことが言えると思うので、
そこらへんは育児編でまた詳しく教えてくださいね!!!
K.Sさん、今回は貴重なご意見ありがとうございました![]()