■ 熱性痙攣 / 痙攣の種類はいろいろなんです!! | 片山智香子 パン教室in横浜  ボウルで3分こねるだけ! 

■ 熱性痙攣 / 痙攣の種類はいろいろなんです!!

先日、ランチdeインタビューで行ったお店はこちら↓


西安餃子@ラゾーナ


ラゾーナ川崎内にある西安餃子にて、

今回はこの方↓にお話を聞いてきました。


おかあさん。  M.Kさん / フルタイムワーキングママ

   東京都在住

   お子様の年齢→長男6歳、次男3歳


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マイク 身近な症状でありながら、あまり知られていない

   熱性痙攣についてお話を聞かせてください。


   M.Kさんはお子様二人とも熱性痙攣の経験があるとのことですが、

   お子さんたちが最初に熱性痙攣を起したのは何歳くらいの頃ですか?

   複数回あったら、その回数と年齢を教えてください。


おかあさん。 はい。

   長男に関しては10ヶ月頃に初めて痙攣を経験し、

   最近では4歳6ヶ月頃。 

   実は、それまでの間に15回くらい熱性痙攣を起しているんです。

   しかし、1~2歳半くらいまでの間がほとんどですね。

   次男に関しては1歳くらいの時に、1回のみです。




マイク ご長男の熱性痙攣15回というのは、かなり多いですね。

   どんな感じだったのか差し支えなけれ教えていただけますか?


おかあさん。 1歳6ヶ月の頃に

   夜中に2回痙攣と嘔吐をして救急病院に行ったんですね。

   点滴をして落ち着かせ、

   ダイアップ(痙攣止め座薬)をいれて帰宅しようかと

   いう時に3回目の痙攣をし、即入院で精密検査をしました。


   入院中も高熱が続き、

   2回目のダイアップをいれる直前に4回目の痙攣。

   (ダイアップは基本的に2回いれることができるのですが、

   7時間くらいあけないといけないのです)

   「万が一のことがあるかも」と言われて再度精密検査をしました。

   結果は特に問題はなく、普通の熱性痙攣だったのですが

   分かるまでは生きた心地がしませんでした。



マイク そうですよね。

   ちなみに、うちの息子は突発の熱で一気に熱が上がったことが

   原因で熱性痙攣を起したのですが、Kさんの息子さんたちは

   何がきっかけだったのですか?


おかあさん。 長男:風邪をひき熱が一気にあがったこと。

   次男:突発の熱で一気に熱があがったこと。


   あぁ、これは直接、高熱や痙攣と関係ないのかもしれませんが・・・



マイク どんなことでもいいのでKさんの思ってらっしゃることを

   教えていただけませんか?


おかあさん。 はい。いま思うと長男が高熱を出すのは

   『初めて保育園に通った時』  『保育園を転園した時』

   『保育園の行事で主役をやる時』だったりしたので

   もしかしたら彼なりにストレスを感じていた時だったのかなと。

   ほとんどが金曜日の夜か、土曜日の高熱・痙攣だったので、

   小さいながらに仕事をしている私たちに気を使っていたのかも・・・。



マイク では、初めてお子さんが熱性痙攣を起した時、

   どのような対処をしましたか?


おかあさん。 大声で名前を何回も呼び、救急車を呼びました。

   電話をしている間に痙攣がとまったので救急車を断ったけれど、

   その後も目がうつろで呼びかけにも反応しなかったので、

   すぐに再度電話して救急車にきてもらいました。



マイク 話を日常に戻しますが、

   私自身、息子が風邪をひいて熱っぽいと“痙攣”のことばかり

   気になります。お子さんが熱のある風邪をひいている時に

   気をつけていることがあったら教えてください!!


おかあさん。 次男は一度、突発で熱性痙攣を起した以外は

   ほとんど熱をだしません。


   しかし、長男の場合、その逆でもともと熱が出やすく、

   37度5分でるとその後は一気に

   熱があがってしまう体質のようです。


   ですので、熱を下げるために、ケーキなどについてくる

   保冷剤をストッキングにいれて右脇に当てて左肩で結びます。

   これは入院中の病院でやっていたことのアレンジです。

   

   ちなみに、左脇だとずれた時に心臓に当たってしまうので、

   あてるのは右脇がいいようです。



マイク なるほど!!

   それはグッドアイデアですね。うちにも保冷剤は

   たっぷりあるので、次回熱が出たときに やってみます!


   では、最後に同じく子育て中のママに

   アドバイスがあったらお願いします。


おかあさん。 痙攣は何回みてもコワイしパニックになります。

   しかも毎回、痙攣の種類が違うんです。

   (顔色が真っ白になったり、紫になったり、泡をふいたり

    顔や手足の筋肉がつれて麻痺のようになったこともありました)

   病院にいくと必ずどんな様子だったか聞かれます。

   時間はたいてい1~2分だと思うので、様子をしっかり観察することが

   大切だと思います(冷静に観察するのは無理だと思うけれど・・・)


   救急車に関してですが、

   初めて痙攣をみたときは、とても普通とは思えない状況だったので

   もし呼ばずに万が一のことがあって後悔するよりも、

   (救急車の方には申し訳なかったけれど)

   呼んで良かったと思っています。 

 

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M.Kさん、

今回は貴重なご意見ありがとうございました!!


MAMA'S VOICE PROJECTのインタビューテーマとして、

病気のことというのは重いかな?とも思ったのですが、

少なくとも、この熱性痙攣に関してはどのお子さんにも経験しうること。

知っているとの知らないのでは、

その時のパニック度が違うかなと思いテーマにさせて頂きました。


もちろん、お子さんが熱性痙攣を起さないことが一番嬉しいですが、

もし痙攣を起してしまった時は

私たちの経験がお役にたてれば嬉しいですね!!