嘘も方便?!
昨日はチャイルドマインダーの授業日でした。
4月で講義の前半が終了、先々週から後半がスタートで、
昨日はその2回目でコミュニケーションの単元。
コミュニケーションとは・・・
「伝えること」と「聞き取ること」
とてもシンプルではありますが、
A→Aを正確に伝えること(聞き取る)ことって
実は簡単なことのようであり難しくありませんか?
ついつい自分の考えをプラスアルファーしてA→A´にしてしまったり
勝手に過小評価してA→aにしてしまったりと。
自分を振り返ってみると、反省するところ多しです
また、「正確に伝えること」には反してしまうのかもしれないですが
人とのコミュニケーションの中で
時には嘘も必要だと感じたことがあるので紹介しますね。
それはどんなことかと言いますと・・・
例えば、あなたがチャイルドマインダーとして、
そろそろ歩き始めそうな1歳児のお子さんを預かっていたとします。
そして、たまたま、あなたと一緒にいる時にそのお子さんが
初めて歩けたとします。
あなたなら、このことをどのようにお母さんにご報告しますか?
私はそのままをお母さんに報告するかなぁ~
と思ってしまったのですが、先生の答えはNO!
子供が初めて出来たことというのは、
母親である自分が最初に目にしたいもの。
そんな時はありのままを話すのではなく
「今日ね、○○ちゃんもう少しで歩けそうなところまでいったんですよ。
なので、お母さん、注意してみていてあげてくださいね!」と言うべきだと。
目から鱗でした。
でも、本当にそうだなぁ~と思います。
嘘も方便ではないけれど、主役は預かっているお子さんと親御さんなのだ!
ということ再認識したお話でした。