うみへいく ピン・ポン・バス
絵本レビュー15回目は、うみへいく ピン・ポン・バス です。
これは、ケセラセラのレッスンにも来てくれて
コメントもよく残してくれる、しゅんママ さんご推薦の絵本。
あらすじとしては、
駅前のバスターミナルに何台も停車しているバスの中で
海に行く青色のバスに焦点を当てたお話。
途中、パン屋さん、消防署などの前で停まったり
工事中の道を通れるかなぁ~と心配したりと。
目的地である「みさきとうだい」に到着するまでのバス内での
様子を書いたお話なのですが、
この絵本の何が良いって、描写の細かさです!!
以前、ご紹介した「はしれ!たくはいびん」 もそうなのですが、
鈴木まもるさんの絵は、細かいところまで考え抜かれていて
例えば・・・
消防署の前にはツバメの巣があったり、
バスの後ろに広告されているお店が
話の途中でさりげなく看板をだしていたりと。
子供が喜ぶのはもちろんですが、
そういった細かい演出という意味では大人も楽しめると思います。
これは余談ですが・・
最近、うちの息子はかなりの絵本中毒!!
家にある絵本を何冊も持ってきては「よんで!よんで!」とせがみます。
えぇ、もちろん、息子のためとくれば絵本を読んであげるのは
おちゃのこさいさいなのですが、これがまたエンドレス。
何回読んだら気がすむのぉー!!
ママ、声がかれちゃうよ
その上、ストーリーを覚えているので、
途中を抜かして読もうしてもばれてしまうんです。
早く、一人で読めるようになって欲しいと思う今日この頃なのでありました。