ごきげんななめのてんとうむし
絵本レビュー11回目は、『ごきげんななめのてんとうむし』です。
この絵本、前回の絵本レビューで紹介した
『はらぺこあおむし』の作者であるエリック・カール氏の作品。
あらすじとしては、
ごきげんななめのてんとうむしが
きげんの良いてんとうむしに喧嘩を売るところから始まり、
だんだん大きな生き物に喧嘩を売り、最後には鯨にまで!!
そして、もといた葉っぱの上に帰ってきて
きげんの良いてんとうむしの好意を素直に受け入れるというお話。
虫の中では”てんとうむし”が大好きな息子。
これは、絶対お気に召してくれるはず!と図書館で借りたのですが・・・
うーん、これもイマイチ食いつきが悪かったです。
唯一、興味を示したのは、大量のありまきと、ゴリラのページだけ。
最初から通しで読むから面白いのに、
これらのページだけしか見たくないらしく・・・
他のページにめくろうとすると「ダメ!」と怒っているし
大人である私からすると
色彩も素晴らしいし、絵本に仕掛けがあり。
だんだん大きな生き物になっていくに伴い、
てんとう虫がちょっとづつ怯んでいく様子など
読んでいてとても面白かったです。
個人的には『はらぺこあおむし』より
『ごきげんななめのてんとうむし』の方が好きかも