ウイッキペディアにはメメント・モリはこう説明されている。
(memento mori)は、ラテン語で「自分が(いつか)必ず死ぬことを忘れるな」、
「死を忘るなかれ」という意味の警句。芸術作品のモチーフとして広く使われる。
死を想え、というタイトルはいささかならずとも、暗く、重い。
この言葉を初めて見たのは藤原新也の作品だった。
モノクロ写真で切り取る氏の作品の印象は救いがないほど
暗いような気がした。
例えば、今は知らないが、かつてのガンジス川は、人が朝起きて
まず顔を洗う。その横では服を洗濯する人がおり、子供が水遊び
をしている。そこへ静かに水葬された亡骸が流れてゆく。
一本の河に、生まれて初めて使う水から、人が最後に流れてゆく水までの
全てがあり、関わっているのだという。