渡辺さんがおそらくは健康でお過ごしであることは

文面からも、小さな文字をびっしりと

連ねておられることからも分かります。

健康は代えがたく大切なものです。

 

おかげさまで僕達一家はこれまで大病にみまわれたこともなく、

またコロナに感染することもなく今日に至っています。

 

それがコンフィーのパンによるものだというのは

いくらなんでも暴言もすぎると思います。

 

牛乳は飲む人よりも配る人の方が健康だと言います。

それにならうとパンは食べる人よりも作る人の方が、という

ことになりますが、ならば作って食べたなら無敵なのでは。

 

渡辺さんに褒めていただいた時間が経っても柔らかいパン、

それは長いテーマです。渡辺さんがいらしたころは

水を使わず、牛乳だけを使って何とか日持ちが

よくならないものだろうかと作っていた時期です。

 

その後、天然素材を由来とした酵素が出てきました。

酵素は焼き上げる段階で水の分子と強固に結びつき

抱きこむということで柔らかさを長く保てるということでした。

そして焼き上げる段階で消えてしまうのです。

 

焼成の段階で焼失するので、イーストフードなどのように

残留がありません。体に蓄積されてゆくことがないんです。

 

宣伝めいて申し訳ありませんが、僕らはいつも、

小さなことかもしれませんが、健康を考えたパン作りを

目指してきました。それはこれからも変わりません。

 

健康であり続けるため、

僕らはまさにその実験台です。

 

渡辺さんの手紙にもあります通り美味しいパンを、

そして食べて健康を保ち、世界の全部を楽しんでしまえる。

そんなパンを作り続けて行きたいと

思っています。

 

学生時代の友人が言っていた

「楽しんだもの勝ち」

それは耳にとても心地よく、

あらゆることに言えることだと思うのです。

 

たとえ苦しみの渦中にあろうとも

それすら楽しんでしまえです。

(友人はそこまで言ってませんが)

 

 

さて、もう何度も書いたような気もしますが

渡辺さんからの手紙は間違いなく僕らの心に

無事届けられました。

 

このような出来事が一生に一度でも

起こったことに、心底驚いています。

そして感謝しています。

 

優しく、それでいて芯のあるお人柄。

その存在は僕たちの体を貫き、

昨日までとこれからのあり方を

提示し、差し示していただきました。

 

どうかお体に気を付けられ

多くの人が、その抱く未来を切り拓いて行けるよう

見守ってあげて下さい。

 

 

繰り返しと、冗長でひどい文章になり

申し訳ありません。

失礼いたしました。

 

それでは、お元気で。

益々のご活躍と健康をお祈りしております。

 

この世界が

渡辺さんの思いやりで満たされますように!

 

P.S.

意外とどこかでまたすれ違うことも

あるかもしれませんね。

 

コンフィー  一同より