クラシックな味わいのマーガリン。

これが美味しいのである。

 

フン、私のマーガリンんはネオに決めてるんだかんね

あんたになにか言われる筋合いはないからね

などという声が聞こえてきそうだけれど、

ものは試し。

これを一度食べてみてから感想を伺おうではありませんか。

 

どうですか?

同じトーンでお話ができるでしょうか。

 

トラディショナルなテイストとは

目先の変化を追い求めただけのものとは

根本的に異なるのだと私は感じる。

 

歴史に裏打ちされたなどとうざったいことを言っているのでは

ありません。

 

作り手はおそらく

奇をてらうことなく本質を追い求めるとどうしても

こんな味わいに落ち着いちゃうんですよね

などと言ってそうだけれども、それをメーカーに訊ねたことはない。

 

 

このマーガリンに合うのはやはり同じトラディショナルなプルマン食パン

「コンフィーのプルマン食パン」なのですね。

 

昨今濃厚な風味の食パンがもてはやされましたが

やはり長く食べたくなるのは、毎日食べても食べ飽きることのない

味わいとは、

本質を追い求めたものなのだと私は思うのです。

 

自分が作り販売しているからそういっているだけなのだろう、

あなたはそういうかもしれない。

 

その通りです。

 

 

だけども自分が作り上げるパンは

自分が最も長く、そして毎日食べ続けているのです。

 

その良さは誰よりも知っているのです。

 

ケーキを毎日食べ続けることは出来ないように

日々飽きることなく繰り返していけることとは

とてもシンプルなものに行き着くことが

おそらくはとても多いはずです。

 

甘すぎることなく

油脂の配合は過剰すぎず

うま味のある小麦粉をセレクトする。

 

長時間発酵で時間をかけイーストはできるだけ少なく。

パン作りにどこよりも厳格で厳しい基準を掲げるフランス製の

材料を用いる。

 

ただ単にどこかに製造を請け負わせ

仕入れるだけではない、自分が作る商品であるからこそ

信じることの出来る思いは余すことなく込めたい。

 

シンガーソングライターが一曲の歌を創り

謳いあげるように。