牧場
昔、小樽か函館に住みたいと本気で考えたことがありました。
どこかアメリカににた、あの、風景。
でも、冬に北海道に行ったことがなかったんですよね。
牧場とかラベンダー畑とか北キツネとか雪景色とか流氷とか、
そういう空想の世界のような場所としてとらえていました。
とんでもないはなしです。
それでもいまだに「牧場」という言葉には夢を見ます。
早朝から深夜におよぶ気のぬけない休みない厳しい日々は、
想像を絶するものかもしれません。
わたしなど農業や牧場や漁業に従事したら1週間で身体が潰れるでしょうね・・・。
ほんとうに、すごいなあと思います。
牧場の空気を感じたことがあります。
千葉のマザー牧場や朝霧高原とかいくつかの牧場です。
ふるえました、すばらしくて。
写真は北海道のお客様からいただいたチーズです。
じつは他にもチーズをいただきました。
でもそちらは知る人ぞ知るで、こだわりのある、
ひっそりと搾乳してチーズをつくり、できの悪いときは惜しげもなくすててしまうという、
いわば幻に近い、買うことがむずかしいチーズでしたので、牧場名も伏せて画像ものこしませんでした。
北海道を出た当日に、手に提げて湯河原のブレッド&サーカスに届けてくださいました。
お礼の言葉がありません。(涙)
その気持ち、その心、その行為。
もう夢のようにおいしくいただきました。忘れません。
実際、涙をこぼしながらいただいた次第です。(大涙)
牧場。やっぱりすてきな場所ですね。
緑の下草がいっぱいの、朝霧がもやっている、冷たい空気をいつか感じたい。
またひとつ、おいしいものを知り、またひとつ、夢が増えました。
ありがとうございました。Kさま。忘れません。
ブレッド&サーカスでした。チーズって奥深いものですね・・・・。うん。
参考までに
ときおり質問を受けます。
「今のパンづくりの方法に至るまでに(たぶん天然酵母の管理などの意)、
どのような本を読んできたのですか? 」
店頭でひとことでぱっと答えるのは、わたしにとりましては、たいへんにむずかしいことです。
たぶん、ほとんど不可能だと思います。
参考書のようなものや、これを読めばばっちり、などという本はありませんでした。
いわゆる雑学的に読んだり見たりしたことがすべて参考になっています。
*
たとえば、酵母をつくるということが、
ぬか床やワインをつくることににている、と感じたことはありませんか?
酵母を育てていて、エステル臭がしたり、イーストフィルム(膜のようなもの)が
表面にあらわれたことはありませんか?、
その膜のようなものが、ぬか床にできるものとにている、と感じませんか?
そのときあなたは、どう考えますか?
ぬか床についてちょっと調べてみよう、そう考えると想像します。
わたしも同じです。
おいしいぬか床の作り方(Click!) 。
ためしてガッテンのぬか床極意(Click!) 。
そしてわたしは酵母にはった膜(産膜酵母=さんまくこうぼ)の処理についていろいろと試していき、
自分の方法を見つけるわけです。
*
たとえば世界三大料理に「トルコ料理」があることを偶然知ったとします。
食べてみたい、知りたい、そうは思いませんか?
わたしも同じです。
トルコ料理を食べておいしかったからちょっとつくってみたいと思いました。
そこで、ちょっと調べているうちに、トルコのパン屋さんの製作風景を偶然発見します。
トルコ・イスタンブールのパン屋さんのビデオ(Click!)
。
そしてわたしはパンの作り方にはいろいろな方法があっていいのだ、と感じ、
自分なりの作り方でもオッケーなのだ、と考えるわけです。
*
こんなふうに、さあ勉強しようと思って勉強をしてきたわけではありませんでした。
偶然や好奇心が与えてくれたものが大きかったと思っています。
以上のお話しが、パンづくりに興味がある方に少しでも参考になったら、
とってもうれしいです。
ブレッド&サーカスでした。







