岩井圭也著『夜更けより静かな場所』。
大学生の吉乃は、伯父が営む古書店で海外の長編小説を勧められる。
あまりの分厚さに気乗りしなかったが、試しに読み始めると、その世界にのめりこんでしまい読むことをやめられなくなる。
読後、この熱い想いを誰かと語り合いたいと思った吉乃は、伯父が深夜に開く読書会に参加する。
連作短編集なのがまず良かった。
本好きな人あるあるもたくさんあった!
本の世界に入り込んでしまうため、寝食忘れるって、その通り。
気が付いたら夕暮れ時になってて、どうして夕飯作らないといけないのかとイラつくこともあり。
胸にグッとくる本に出会った時、しばらく頭から離れない事がある。
そんな時、同じ本を読んだ仲間と語り合えたらどんなに楽しいだろうか?と想像する。
吉乃の伯父さんの人生については色々思うところもあるし、もう少し知りたい部分もあったかな。
岩井さんの作品はこれでやっと2冊読みましたが、全然雰囲気が違っていて、面白い作家さんという印象。
他の作品も読みたいです。