早見和真著『アルプス席の母』。


秋山菜々子は、神奈川で看護師をしながら一人息子の航太郎を育てていた。

湘南のシニアリーグで活躍する航太郎には関東一円からスカウトが来ていたが、選んだのは大阪の希望学園だった。

息子とともに、菜々子もまた大阪に拠点を移し、看護師として働きながら、少しずつ大阪での暮らしになじんでいく。


スポーツで入学した子供の親は大変なんだなーと思う。

子供だけでなく、父兄にも上下関係があって、更には監督に対する過剰なまでの気遣い。

まぁ、息子を人質にとられてるようなもんだから、反発できないよね、親としては。

とてもじゃないが、こんな世界、私は携わらなくて本当に良かった。


監督に対しては最後までモヤモヤが残りましたが、菜々子と航太郎の選択は、これでよかったと思えました。

やっぱりスポーツ系の小説は私の好み。

とっても良かったです。