村山由佳著『ロウ・アンド・ロウ』。
だいぶ前に予約してやっと読めた。
広告代理店に勤める43歳の涼子と3歳年下の夫孝之の結婚生活は、表面的には何事もないように見えていた。
しかし美登利という20代の女性が孝之に近付いたことで、夫婦の問題が浮き彫りになっていく。
久しぶりに男女のドロドロとした小説を読みました。
かなり分厚かったけど、ほぼ一気読み。
孝之のバカさ加減に呆れ果てた。
20 代の美登利に転がされてるじゃん。
あげく、子供を涼子と一緒に育てたいなんて、頭大丈夫か?
涼子にまとわりつく3人の男達、全員に呆れた。
特に昔の男ね。
ホント野蛮。
デリカシーのかけらもない。
なのにどうしてかなぁ、涼子💢
結末は、涼子は仕事があるからこの選択ができたんだろうと思う。
寂しさはもちろんあるだろうけど、仕事やそれ以外で帰宅が遅くなろうとも誰にも遠慮しないでいいという自由には憧れる。
たまにはこんな本も読んでみると面白いと思いました。