塔山郁著『薬は毒ほど効かぬ』。

薬剤師・毒島花織の名推理シリーズ第五弾。


ホテルの先輩馬場さんの様子がおかしい。

心配した爽太は病院に行きたがらない馬場さんを、漢方薬局で働き始めた宇月の所へ連れて行く。


またある時、毒島さん刑部さんと訪れた山荘で、奇妙な出来事にまきこまれた爽太。

日常に戻ってから、爽太に対する嫌がらせが続き、毒島さんもまた嫌がらせを受けていて…。


今回、いつも何も考えない行き当たりばったりな馬場さんの過去が明らかになった。

こればっかりは何とも感想を述べようがないけど…。

色々と思うところがあるので。


大麻絡みのエピソードはなかなか興味深かった。

こんなに救いようのない嫌なヤツっているんだね。

信じられない。