高瀬隼子著『め生える』。


突然起こった感染症。

中高生以下を除く全ての人がはげてしまう。

原因は不明。

みながはげてしまった世の中は、頭部にタトゥーを入れたり、ウィッグをつけたり。


元々薄毛を気にしていた真智加もはげてしまい、やっとこれでみんなと同じになったとホッとしていた。

しかし誰にも知られたくない悩みができて…。


またまた高瀬さんの着眼点に驚きました。

高瀬さんの作品って、結末がフワッとしていて、いつも何やら考えさせられる。